”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

スパイ・ハード

遅咲きの俳優レスリー・ニールセンの十八番だ。一連のスパイものをパクりまくって作られた映画だがそれはそれなりにお暇な時に見れば笑える、、。

出だしは”ミッション・インポッシブル”、そこへ”ランボー”やら007のパロディー、”チャーリーズ・エンジェル”にブルース・リーもどきのカンフー劇と良く映画を見ている輩には夫々のオリジナルのシーンを思い出してしまう。
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この人、1926年生まれなのでもう83歳である。下積みが長くTVドラマやシリーズを中心に出ていた。”ポセンドンアドベンチャー”の船長だったのだがそれももう大分昔の話になる。この”スパイ・ハード”は96年の映画なのでもう70代、その前のやはり何をやってもダメな私服刑事”裸の銃”シリーズは80年代後半なので還暦以降の主演映画だった。ピーター・セラーズが演じたフランス語訛りのクルーソー警部、”ピンク・パンサー”にも劣らないとぼけた演技が印象的だ。



もし40代後半辺りにこのボケた当たり役が巡って来ていたらと思うと少し残念。もっと数多くのスパイものの爆笑編が完成していたのではないだろうか。