”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

Hachiko - ハチ公物語のリメイク

今度はリチャード・ギア主演で"Hachiko - A Dog's Story"が公開される。やはり日本の題材なので敬意を払って日本での上映が世界に先駆けて8月8日とか。

Hachiko: A Dog's Story- Richard Gere
このジャンルの映画は英語では"Tear Jerker"と言われ涙がつきものだがこのYoutube版は撮影風景を撮ったものでこれを見ておけば大丈夫だろう。

歳を取ると急激に涙腺が弱くなるもので普段何でもないのに涙目、昔良く近所のお爺ちゃんがそうだった、、それが犬を主役に据えたものでは無条件に泣くだろうな。実は日本へ向かう機内で"Below Eight"、”南極物語、ジロとタロウ”を見た時もダメだった、この”ハチ公”オリジナル版なんかもうウルウル状態を通り越していたような、でも当時はもっと若かったのに何故、イヤそうなると涙腺の衰えって事でもないのかも知れない。

兎に角、ワン、父と娘を葛藤を描いたものはダメである。予告編の僅か数分でも泣かされる始末困ったもんである。

リチャード・ギアはこれまで"Shall We Dance?"もリメイクで撮っているし日本の作品がお気に入りなのだろうか?どうも仲代達也の教授風情とダブるしハチ公だってこれを見る限りオリジナルより大分大きいような気もするのだが、、。ジョーン・アレンが奥さん役だそうで重要な役どころ、”ボーン・シリーズ”その他で好きな女優さんの一人なので此方も楽しみだ。もう一人日系の俳優さんでケリー・ヒロユキ・タガワも出ている、彼も芸歴は長く色々な役柄をこなしていて今回はどんな設定での登場か気になっている。

監督は”サイダーハウスルール”や”ショコラ”を撮っているスエーデン出身のラッセホルストルム、アメリカやイギリスの(舞台はイギリスだが)感性とは又、違ったものがあって我々日本人に近いのではないかと期待しているのだが、、。

オーストラリアでは封切りが9月に入ってからなので楽しみしている。