”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

一夜だけの月下美人

引越しのドサクサに紛れて友人宅、そして庭の片隅にと追いやられていた鉢がやっとパティオの特等席に鎮座し今年も見事に一夜だけの満開ショーを見せてくれた。前夜”おい、そろそろ咲きそうな雰囲気だぞ、、”と思っていたのだが実際その通り深夜に咲き乱れ4蕾が一挙に開いた。
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何とも幻想的でその香りが又、独特である。水も不要、手入れもなし、、満開後のしぼんだ花は今は切って捨てているが以前は食用としてサラダなどに転用していた。花見がてら友人を招待して咲く晩には酒盛りでもしようか、、と思い続けているのだが何せ前日にならないと判らないし、何故か咲くのは深夜となるのでもう何年も呼ぶに呼べずで時間だけが経過している。
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今年は9月からおよそ2ヶ月以上何処に預けたかも忘れた状態で花もふて腐れて咲かないんじゃないかと心配だったが期待を裏切らずにその”月下美人”らしさを見せてくれた。しかし一蕾、年に一度だけのはかなく咲く姿、しかも誰にも気にも留められない時間帯、何とも健気な花じゃないですか、、?オーストラリアの大地には似合わないが良く此処まで育ってくれた、、未だ蕾が沢山あるのでこれから夏の間は当分楽しめそうだ、、しかし写真に撮ると昨年の花と区別がつかないんだな、、これが。