”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ジュリア・チャイルドの実話映画化


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料理に詳しい方はジュリア・チャイルドの名前はご存知だろう。結構古い方なので日本人でもかなり昔、それも1960年代にフランス料理に凝っていた方限定かも知れない、、。アメリカ国内ではその頃、家庭の主婦向けに”フランス料理をもっと学びましょう”と彼女の料理本各種は増刷されTVの料理番組にも引っ張り出され大変な人気物であった。

映画のタイトルは”ジュリーとジュリア”(原題)日本では12月中旬公開との事。

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彼女の実物像をメリル・ストリープが演じている。ホンモノは非常に長身でがっちりした女性で1912年に生まれ2004年に91歳の生涯を閉じている。映画は彼女の料理本を実践して調理しそれをブログに掲載すると言う若い女性、ジュリーの2004年代の生活を背景に1948年頃のジュリアと同時進行で進んでいく。これが又、制作者が目をつけたところだろうがこのジュリーも実在の人物で彼女が書いたブログが出版されそれが又、料理本として若い世代の支持を受けジュリーも立派に作家として活躍しているのである。此方の配役はエイミー・アダムス、もう35歳になるが若手女優とし注目株な綺麗な人だ。

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流石に料理がメインなだけあって空腹時には見たくない、、のっけからドーバーソールのムニエルが出て来て思わずごっくり、ムースのデザートやチキンやダック、、、しっかり食べたあとに最終回を見たのだが今夜はフランス料理が食いたいな、、の気分である。しかし大嵐の月曜日、8時半の回だったが何と劇場内には我々3人だけ、、完全に貸切状態であった。もし我々が居なけりゃ上映しないのかな、、?と余計な事まで考えてしまった。

メリル・ストリープは49年生まれだが映画でパリに滞在し最初にコルドンブルーの料理学校に入学するのが48年頃、って事は30年くらい遡った役柄になる。相手のご主人役がスタンリー・ツーチ、此方は60年生まれだが映画では逆に11歳年長の設定、、エイミーは35歳で30歳の役柄なのでこりゃ許せるがやはりアップの画面には無理があるような、、、CGって訳にもいかないし実物を演じる難しさが露見してしまった、、。