”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

メリー・クリスマスって事で、、。

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結構本気で心配している事がある、、それは敷地内32戸のタウンハウスがあって此方ではこのクリスマスの期間中、それなりに窓に飾りをしたりオーナメントと呼ばれる電器仕掛けの飾りをするのが習慣だ。

特に子供のいる家庭ではツリーの飾り付けもするし気分はすっかりホリデイ・シーズンである。既に私立校は長い夏休みに入っているところもあるし、特に12年生と呼ばれる高校卒業者はこの時期12年間の学業にオサラバして派手に遊びまわるのが習慣である。ゴールドコーストと言う観光地では何時の頃からかこの手の高校終業者を対象に市が予算を組んで”皆さん、ご苦労さん”とばかり街をあげてのお祭りを企画してくれる。これがもう何年も大問題を引き起こしており飲酒、喧嘩、暴動、と新聞紙上を毎日飾っている。先週末も500人以上の逮捕者を出し一般住民や諸外国から訪れている観光客にも影響が出ているそうな、、。

別にそれを心配したわけではないのだが諸習慣として果たして管理人は何をすればよいものか、、そこで恐る恐る前の管理人に色々聞いて来た。素っ気無い回答で”別に何もしてないわよ、、”を期待していたのだがオット、”最初の数年はお手製のパウンドケーキを焼いて配ったの”、とか”近くの教会と共同で過剰品寄付をお願いして回ったわ”、とか最後の数年は”ワインを届けたりしたのよ”、、”勿論クリスマスカードは全員に、、、”、と言われオイ、オイそれじゃ日本以上の年末挨拶じゃないか何でそこまでやるの、、?となった次第である。此処はオーストラリアですよ、、単にクリスマスだからと言ってそんなのは大変じゃないか?

”でもアナタは新任だし、好きにやっていいのよ”これだ最後は、、これって何もしなかったら文句でも出るんだろうか?困ったな、、心理的には家賃もちゃんと払わんヤツには何もやる気がしないし、部屋を汚すヤツなんかはもう知らんし、、。個人的には毎年欠かさずワインを送り届ける人たちが数人いる。一人は郵便局のおばちゃん(此方は個人が出資して街角の小規模郵便局の経営権を買い取る)ともう一人はこの20年近く我が家の芝刈りをしてくれているおっちゃんだ、、。まあ全員とは行かないが一人暮らしのおばあちゃんとか向こう3軒両隣りくらいまでは何か考えよう、、。

そんなでやっと2ヶ月が経過して何をどうするか、、目途が立った。
プール = 隔週で業者が見回りに来る。薬品その他必要品もその都度配達、混入してくれる事で合意。
芝刈り = 前から面倒見てくれているビルさんに依頼。総体的には以前やって貰っていた箇所より刈る敷地面積は少なくてすむが各戸が離れているので移動が面倒。そこで夏は3週間おきに来てくれる。
垣根と植木の切り揃え = これは芝刈り屋さんの業務範疇ではなくガーデナーに依頼しこれも様子を見ながら3週間ー1ヶ月間隔で毎回2-3時間で切り揃えて回る、、。

そうなると管理人のやる事がなくなるじゃないか、、?心配ご無用、毎朝のプールの掃除とプール周りの芝刈り清掃、ゴミ缶回収後の後始末(これは毎金曜)、外回りの清掃などが肉体労働、そして家賃の取立てから各ユニットオーナーへの定期報告書の提出とお金の振込み、、、まだまだやる事は沢山ある。

基本的には以前の管理人夫婦はダンナさんが外周り、奥さんが頭脳労働及び住民との折衝とはっきり分担していた由、我が家は奥方は一切関与なし、なのでその分は倍やらないといけない。しかしこうやって外注業者が入るので収入は目減りしてもそれはやむを得ないと納得している。家内からは越す前にリタイア宣言をされているので此処は一人頑張るか、、この猛暑のなか、プールに浮いてたなんて事にならないよう程々に、、、しかしプール掃除をしていても目の保養になるような場面には至らない、、これだけは予想がハズれた。