”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

最後の忠臣蔵、”The Last Ronin”

この役所広司主演の邦画、何でも本家ワーナーブラザースが初めて日本を巻き込んで邦画制作に乗り出したその一弾らしい。ハリウッドでプレミアが開かれ関係者からはスタンディング・オベーションだったとか、、。
 
原題は”最後の忠臣蔵”だがアチラでのタイトルは”The Last Ronin”、、”ラスト・サムライ”とか只の”ローニン”なんてのもあったが今度は両方をくっ付けてこれか、、。日本人として誰もが知っている題材、これまでにも数多く正統派、女性を主役にした作風、討ち入り後日談と何十回と制作されているがアメリカのメジャーが関与して作られるのは初めての試み、早くどんな映画になっているのか見てみたい。
 
赤穂浪士の生き残りが主演の役所広司大石内蔵助の娘で淡い恋心を抱くのが桜庭ななみ、監督は杉田成道
時期を同じくしてハリウッドではキアヌ・リーブスを主演に据えて”忠臣蔵”を撮っているとか、、日本人の忠誠心や誠実さが見直されるなら結構なことだ。でもどんな内容かは全く知りようがないがまさかキアヌがちょんまげ姿でお侍をやる訳じゃなかろう、、もしそんな映画なら引けるな、、。
 
イメージ 1
この”ラスト・ローニン”も国内では報道されているのだろうがオーストラリアじゃ全く話題にもならない。そりゃ日本とアメリカ資本が提携しての映画制作じゃニュースにならないよな、、むしろメジャーの制作映画を現地へ誘致する立場でこれまで色々な映画が此処オーストラリアで作られている。同じ英語圏だしハリウッドで活躍しているオージーも多い事だし第一老若男女、映画が好きで皆さん良く見に行かれる、、まあ娯楽が限定されていると言う意見もあるのだが、、。
 
これは想像だがメジャーが関与した事により此処でも以外と早く封切りされるかも知れない。長いものには巻かれてメジャーの配給参加に入っていれば我々ファンには嬉しい結果となるのではないだろうか、、。封切りから数ヶ月を経てDVDに落としたモノを見るよりそりゃ映画館の大画面で見たいよな、、。
 
先の”おくりびと”は日本ではDVDが発売される頃にやっと上映が決って限定上映、”ハチ公”に至っては劇場公開されずにいきなり有線TVへ、、なかなか思うようにならないのが現状です。