”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ミステリーテナント、、??

先のプリシラさんも29号に落ち着いて早や10日が経過、何処からも文句は出ない、第一いるのかいないのか、、マッタク話し声もしないし子供の遊ぶ姿も見えない、、こりゃミステリーだな、、??と思っていたらこんなのは序の口だった。
 
もう一年以上も前に越して来たドイツ人のおにいちゃん、、まさしくテナントはこうあるべき、模範テナントとも言える若者で部屋は綺麗だし、家賃の滞納などはもっての他、静かだし勤勉このうえない、、ベンツの整備工らしく朝は早くから出掛けて行く。しかも若いのに6歳と8歳の子供二人を育てている。これには参る、”クレイマーVSクレイマー”かなと最初思ったのだがトンでもないしっかりやっている、これは国民性なんだろうか??例のイタリアンとは月とすっぽん、、だ。時間も正確だし不言実行、この辺が日本人と手を組む事になった国民性、背景かも知れないな、、。
 
イメージ 1その彼が”もっと広くて裏庭のあるタウンハウスはないの??”っと聞いて来たのはもう2-3ヶ月前だったか、、それがこの6月になってたまたま2階建ての3寝室を契約中途破棄で出て行きたいと言うテナントがいて、こりゃ具合がいい、とばかり先のドイツ兄ちゃんを案内した。家賃は多少上がるが大変気に入ってくれ同じ敷地内でこれまで住んでいた23号から4号へ引っ越す事になった。 これでめでたしなのだが、、、今日一応家具が入るかどうか寸法を測りたいと言うのでご案内すると、、そこには先妻も駆けつけている、、しかも今、どうやら一緒に住んでいると言うおっさんまで、、聞くともなしに聞いていると其方は一家5人とか、、。
 
って事はこのドイツの兄ちゃんが一人で前妻との間に出来た二人の子供を養育していて前妻はもうパートナーとの間に別に子供がいるって事か??もう何がどうなっているのか判らない、、それも契約時の書類を見るとドイツから二人でニュージーランドへ来て、永住権を所得、オーストラリアへ渡って来て離婚、子供二人は彼が引き取る、、、で彼女の方はどうもこのご近所に住んでいるらしいが別の男性と一緒に住んでいて彼の名前はアンドリューと紹介されちゃた、、。今は子持ち、いや待てよそのパートナーがやはり離婚していてその子供かな、、??だってそうでもなきゃ時系列が合わないぜ、、もう訳が判らん状態だ。
 
まあしかしこれでどうやら一件落着、契約破棄で出て行ったアイリッシュ人家族も違約金を払わず、引き継いで貰えれば双方丸く収まるし、、此方もすんなりそのままで表に”For Rent”の看板を出さなくても良いって訳だ、、イヤ、待てよドイツ兄ちゃんが出て行った後の23号が空くじゃん、、ダメだ又、看板を出さなきゃならん、、。ミステリーならまだ良いが空き家はダメだよ、、早く探さなきゃ。