”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

決る時はあっけない、、、

朝から寒い、、それをものともせずに朝飯にコーンフレークスにミルクを入れて、さあて最初の一口、、来たぞ来たぞ、、”リンリン、リーン”だよ。”今、お宅のタウンハウスの前に車を停めているんですが、、空き部屋があるって?””ハイよ、、”朝飯はそこでミュートだ、、どうも若そうなカップルだな、、、で早速ご案内を、。
 
あれよあれよ、、案内しているうちにもう気に入っちゃって”コレ、素敵、、探してたとおりの物件よ”で値段の交渉もなく他の説明もなくそのまますんなり、、決るって時はそんなモンなんだ、、そして申し込み書を渡して30分後、もう戻って来たよ、、ちゃんと申し込み書は記入済み、23号はこれにて一件落着でござーい。何とこれまで16-18人くらいには案内して来たって言うのにこんなに簡単に決っていいのかな???
 
イメージ 1そこで申し込み書をよく観察してみると、どうも結婚はしていないようだ、、此処でハタと気が付いた。独身でシングル・ママだと政府から補助金が降りるんだ、、それも記載された数字と証明書を見ると何と隔週に450ドルも子供手当てが、、こりゃ勿論正式に結婚してりゃ出ない手当てじゃないのかな、、??
 
家賃に補填すれば結構楽だな、こりゃ。そこで更に申し込み書を見ると、、彼が85年生まれ、、って言う事は26歳か、彼女の方はと見るとウン、94年生まれだと、、するってーっと、2004年で10歳だから、今が2011年で、、オイオイ未だ、17歳かよ???それでもう生後数ヶ月のママか。
 
もうビックリ玉手箱状態です。
 
彼らが”じゃ2週間後に引っ越して来ますから”って帰っていった途端に今度は22号のあばあちゃんが”アンタ、水道管から水が漏れてて止まらないの”、、で早速修理へ、難なくパッキングを換えて朝飯のテーブルに戻ってみると、、、コーンフレークスがすっかりミルクに溺れて、ふやけている、、もう昼飯に近い朝飯になっちまった、、まあメシの代償としてはこれで無事23号にテナントが入ってくれて、1号にはスレンダー美女、、残るは3号か、今月末には5号も空く、、取り合えず残り2軒だ、、、ガンバラねば。午後は道端に立ってハタでも振るか??