”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

アンドレ・リアウの演奏会

このアンドレおじさん、オランダ生まれのクラシック演奏家、バイオリンを片手にオーケストラを率いて世界中でコンサートを開いている。この5月にもワールド・ツアーでこのブリスベンでも大掛かりなコンサートを開いた。
 
イメージ 1タイトルにあるように”ブリスベンには大き過ぎる、、”とは良く言ったものだ。確かにブリスベン市の規模ではご本人も団員も物足りないだろう、、この10年は日本にも何回か行っているのでファンは増えているそうだが欧米では爆発的な人気の演奏家だ。その舞台の大掛かりな事、、しかも英語、フランス語、ドイツ語からオランダ語とまさにこれがバイリンガルなんだろう、ステージでも観客を沸かせるツボを心得ていて観客は知らず知らずに乗り出してしまう。
 
やはり大きな功績はクラシックと言うジャンルを一般にも判り易く、馴染み易く解説しこれまでクラシックは、、と敬遠していた人までも充分の楽しませてくれることだ。逆に根っからのクラシックファンは一般に媚びるようなスタイルはちょっとね、、と言われるかも知れないが彼のコンサートを一度でも見たり聞いたりされたファンは改めて彼の才能、演出の良さ、各メンバーの特徴ある演奏スタイルに惚れ直す事間違いない。
 
アメリカだってそれなりの音楽の良さはあるがやはりクラシック、歴史ある音楽となるとヨーロッパを中心とした彼らたちが圧倒的存在感を示す。オーストラリアは移民の国だし多くはイギリスを中心とした民族国家、まあ人気があって当然かも知れないが観客の年齢層はやはり断然高い、、しかも皆さん大いにエンジョイされているのが画面からも伝わってくる、、お国柄の違いと言えばそれっきりだが日本では絶対に見れない光景だろうな。
 
昨晩も延々3時間に渡って過去、ドイツを中心に行なったコンサートの模様をFoxが配信していて最後まで堪能してしまった。ブリスベンのコンサートには残念ながら行かれなかったし、、。