”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ツーリスト”が”アンストッパブル”だ、、、

めっちゃ忙しいなか、しっかりお金を払って”ツーリスト”と”アンストッパブル”を見てしまった、、、”見てしまった”と言う表現は”別に見なくても良かった”、”見て損した”、”金を返せ!!”の三つに分類されるのではないだろうか、、誠に見て”しまった”だったよ、、。
 
イメージ 1今を代表する二人の主演映画、しかも舞台はベニス、、設定は魅力満載、ストーリーもそれなり、、アンジーだって素晴らしい、、ジョニーもですが、、。
 
それなりに期待していたのだが、、幕開けだって文句ない、何となく得体の知れない美女がホテルを出て街中へ、それを執拗に追うカメラ、、こりゃ初回からクリーンヒットかな、そう思って見ていると見た顔が沢山出て来るし、。列車の中で”偶然”向かい合わせに座ったジョニー君、この辺までは映画も絶好調なのだが、、、あとはもうどうでも良くなっちゃった、、爺になると堪え性がなくなるのかどうもいかん、、中頃で集中力も頓挫、、しちまった。しっかり最後まで見たがシリーズ化には程遠い、、でも良い所は沢山あるしそれなりなのだが、、。
 
家庭のTVでケーブル放映が5.50ドル課金される、、仮に映画館で見ていればシニアー料金プラスの優待券ファンクラブ扱いで8ドル、、その差2.50ドルか、、それが画面の大きさと音量効果の違いとなると5.50ドルは高いな、、、8ドル払ったほうが良かったかも知れない、、。
 
 
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性懲りもなく今度はこれだよ、、しかし相変わらずの邦題だな、、”アンストッパブル”だなんて、、洋画ファンをバカにしているよ、、まったく。何で”暴走列車”とか”暴走機関車”じゃいけないんだろう、、???”アンストッパブル”だなんて、、そりゃカタカナ表示にした方が響きが良くてカッコいいか?それともナンだか判らない方が若者には受けるのか??
 
スコット兄弟のトニーが監督したのでこりゃ普通に無条件に見るのだが、、、。最近どうも”ドミノ”辺りからおかしい、、リドリーが一歩リードかな、、。トニーはデンゼルがお気に入り、リドリーはラッセルがご執心で双方それなりの企画で制作している。これは事実を基にした映画としては期待していたにもかかわらず先ず脚本がダメじゃん、、、映画館で見ていたらかなり真剣に怒ったかも知れない、、良かったよ5.50ドルで済んだので、、。
 
しかしそれなりにお金をかけて豪華な配役でCGにも凝って世界レベルで配給しているのだが何れもイマイチ、、それなりの良さは理解出来るがいかんせんストーリーがツマラン、、第一脚本がなってない、、一体どうしちまったんだろう??これじゃ爺は満足出来んぞよ、、。画像にお金をかけなくてももっと良い映画は沢山出来る、そんな山椒のようにピリリとして後味の良い歯切れの良い映画を探しているんだが、、、何処かに転がってませんかね??