バカな爺とお思いでしょうが、、”スカイフォール”から一夜が明けても興奮が覚めません、、余韻に浸っているつもりなのかもう今日は何の映画も見る気にならずせっせと肉体労働に励みました。炎天下３０度を越す勢いのブリスベン、プール掃除でびっしり汗をかき、こんなにやれば痩せられるんじゃないだろうか、、と思うのですがリバウンドが激しくてどうも一向に痩せる兆候はありません、、先日膝ついて延々２時間、芝と植木の間にボーダーと呼ばれる木の仕切りを何箇所かとり付けたのが応えているのか両足がパンパンに筋肉痛です。
そんな昼下がり、この半年ばかり日本から来て親子４人ですぐご近所に滞在していた家族が日本へ引き上げました。帰国に際して後始末をお手伝いしこれまで住んでいた”キャラバン・パーク”と言うのを参考の為に見て来ました。広大な敷地にバンガローやらコテージが点在しています、、何せオーストラリア人はリタイアするかその目前となるとキャンピング・カーを引っ張って国内中を走り回るのが唯一の願望とか、中には奥さん、イヤ、パートナーが嫌がるカップルもいるそうですがおおむねこの夢を叶えるそうな、、。自分の車で引っ張る方法と車自体がキャンピング・カーになっているのと大きく分ければ２種類あるそうですが皆さんそうして旅に出るとこんな場所に泊まるんです、。
保安上こんなゲートがあり許可を貰った人だけが通行可能、敷地内に入れるようになっています。自分でキャンピング・カーを引っ張っている人たちはただの空き地へ、、その所定の場所へ行き水道管と電線を繋げはＯＫ、、格安で泊まれます、そりゃそうだ自分で”宿”を引いているんですからね、。そうじゃない人の場合はこの右手に見えるようなバンガロー式の住宅へ、全て完備していてこれだと週４００ドル程度とか、、オイそれっておっさんが管理人をやっている住宅地と同じじゃないか？？
これは引っ張る形式のキャンピング・カーですが空いた場所に泊めてあとは気の向くまま、、３泊しようが２週間泊まろうが指定料金さえ払えば問題なし、勿論自炊してこうやってテントを張った外の部分でゆったり出来ます、、、。
羨ましいかな、こんな生活もそりゃ移動ばかりしてりゃ住所不定になりますが今時インターネットがありゃ何処へでも繋がるし電気、水道、ガスやら固定資産税も払う必要がなけりゃ住所も要りませんからね、、。
日本国内でも昨今ＲＶ車で全国を回るファンがいるそうな事を聞きますがまだ日本の場合は目的地があって其処へ行くだけとか、それにオーストラリアのように環境がそこまで整っていないでしょう、、。これも固定されたコテージですが右と左で２戸分だそうな、、一応寝室と居間に分かれていますがトイレ、シャワーは別棟、それも敷地内に点在しているそうな、こんな感じだとそれはもう格安で泊まれるそうです。
短期の旅行者には無理かも知れませんが先の半年も住んでいた日本からの家族には手頃です。敷地内にはプールは勿論、子供の遊園地みたいなものやゲーム・ルームもあり管理事務所も立派なモノが建ってました。こりゃライバルだな？？
これは長期滞在用のバンガロー群、、これになるともうちゃんとトイレ、シャワーも完備、台所だってホンモノです。２寝室からあって家族４－５人は大丈夫です。もう本来のキャンピング、、とは違って来ますが雰囲気は簡易アパートって風情でしょうか。
ＴＶも含め家具一切完備、何も持って来る必要なしです。タオルもシーツも完備しているし皿や鍋やフライパンも、、そうそうマイクロウェーブもあるので料理に困らないとか、。
家内と二人で見回して引き上げのお手伝いをして来たのですが、そりゃ節約すればかなり安く住む事が出来ます。一週間分の家賃を前払いで入居時には２週間分の保証金、、それも退去時に何の問題もなければそっくり返金されるとか、、まあ電気と水道代は加算されるのですが管理組合費や市税、固定資産税は一切不要、こりゃ良いかも知れないぞ、、”どうだいこんなお気軽暮らしは？？”、、”アナタ、もし此処に住むと決心した時は離縁騒動の始まりですよ”、、、、やはり映画を見ているに限る。
