”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

本日公開”007/スカイフォール”

この日まで3年も待ち、前売り券を買ってからも4週間、、その上映時間まであと6時間となりました、。今朝はもう6時前から起き出してプール周りの掃除、ペンキ屋さんとの打ち合わせ、明日のゴミ缶回収に備えて伸びきった椰子の木から落ちる大きな葉を切り刻んでゴミ缶へ、、、日曜から入居予定の新規さんと契約金振込みの交渉、と着々と用事をこなしてます。後は余計な電話が鳴らないようにと祈るばかり、、。ダメだ、やはりそうは簡単に”問屋は卸して”くれそうもない、、、呼び出されちゃいました、、。
 
見て来ましたよ、、でも開始早々に携帯がガンガン鳴ってね、、サイレンスモードにしてありましたがどうも一度鳴ると落ち着きません、、今日だけは最後まで白を切って一切出ませんでしたよ。
 
一言、、素晴らしい映画でした。これまで50年間、全シリーズ、23本も見続けて来ましたが007で泣かされたのは初めてです。しかもワンとニャン、、お馬さんが出た訳じゃないのですが、、余りに突然だったので構えている暇もなくやられました、、。そりゃ泣ければ良い映画かっ??って理論は成り立たないし爺さんは涙脆いと言う事を差し引いても、、それでも目頭が熱くなりました、。制作50年目を記念して多分に長年見ている我々のようなファンを意識して作った結果だと思うのですが、、。そりゃアクションも満載で長崎沖の”軍艦島”も敵の巣窟として出て来ますが脚本、撮影、音楽、配役陣とドレを取っても最良の007に仕上がっていました。
 
イメージ 1
 
 
此方はダニエル・クレイグが007に選ばれて最初の007、”カジノ・ロワイヤル”、、それも2006年なのでもう6年も前です。当時38歳と働き盛りのジェームス・ボンドでしたが今回はもう44歳、、そりゃ確かにヒゲも白くなっちゃったし歳も食っちゃいましたがまだまだ魅力満載です。
 
下が今回の007、、舞台は最初イスタンブール、007が任務を帯びて何者かに襲われたMI6の出先事務所に出向くのですが情報部員は殺され大事なPCから世界に散らばる味方のスパイ名と潜伏先一覧が盗まれてしまいます、。
 
その犯人を追って007の大活躍となるのですが、、先ずは上海へ、其処から今度はマカオと目まぐるしい展開、なかなか敵の本性が割れない、、と言う設定は珍しいかも知れません。それにロジャー・ボンド時代の荒唐無稽さが一切なくなりかなり真剣みが増した内容です。もう殆どQの出番がないも同様でガジェットと呼ばれる小道具も出て来ません。でもやっと最後に我々往年のファンを席から転げ落とさせる演出、それにセリフが用意されていて場内やんやの喝采でした。
 
イメージ 2
 
今は制作者にアルバート・ブロッコリさんの愛娘、バーバラさんが名を連ね我々(同世代)のファンをこれでもかと喜ばせてくれるのには感激もんでした。
 
原作者のイアン・フレミング爺が見たらびっくりするだろうな、、でも絶対に共感してくれるハズです。のっけのMGMのタイトルからお見逃しなきよう、、これも50年を記念したのかこれまでのライオンが吼える図がちと変わってしまいました、、、。今回の制作費は200億円とか、、高層ビルが一本建つ金額ですがもうすっかりイギリスとアメリカで回収出来ているのではないでしょうか??少なからず貢献出来た事を祝って今夜は乾杯です、、家内も最後まで寝ずに見てました、、。絶対に”良かったですね”とは言いませんがかなり満足しているようです、。あと数年でもう2本ダニエルさんで作られます、、乞うご期待!!
 
やはり映画ってのは良いものです、、、。