”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

消えた海老チリ、、

昨晩で遂に丸7週間、一晩だけ友人知人と外食をしたがそれまで毎晩台所に立っている。48日間にもなるぜ、、、こりゃ自分で書くのもナンだが凄い事じゃ、。昼にマックやケンタは食べに行ったりお持ち帰りはやるが日本のように近くに一人でも気軽に行ける適当な店がないと言うのが大きな理由だ。
 
其処で昨晩、何となく海老チリが食いたくなった、、これはオーストラリアにも星の数ほどチャイニーズ・レストランはあれど何処の店のメニューにもない、、ずっと昔、近所の中華店でモドキを食った事があるがそりゃもうトンでもない味で、、ありゃ絶対にメニューにあったような”Shrimp Chili”ではないと断言出来る。って事はこの料理は日本人が日本風にアレンジした料理なのかも知れないな~、。
 
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どうです、美味そうじゃないですかぁ、、久し振りにご飯を炊いて味噌汁と、、和、中折衷も良いかな?
 
で6時を過ぎて焼酎の麦茶割りを片手に準備を、、エプロンOK,ネギOK,しょうがOK,ニンニクもOK、豆板醤OK,と来て材料を全部刻む、同時にチリソースをちゃんとレセピにある通りに、、二人前用なので半分残して明日又、食べりゃ良いかなとそのままの量で準備。おっと海老を準備しなくちゃ、、、っで冷凍庫を。あったよあったよ、立派なお海老さんが、、ウン、でも何か量が少ないかなで解凍してみるとなんだ6匹しかないじゃん??アタマを取って殻を剥ぐとそりゃもうみすぼらしい姿に、、こりゃ一人前にもならないぜ、、。
 
でも困ったな自分の頭の中は完全に海老チリモードになっているし折角準備も整えたってのに、、さてどうするべぇ~、そこで違う中味が閃いた、、ひょっとして海老じゃなくたって別のものでもいいんじゃないか、冷凍庫を見るとありましたよちゃんと、、鶏の胸肉が、それをさっと解凍して220g程度を海老モドキ風にざく切りにしてお酒と軽く塩、こしょう、、それに片栗粉をまぶしてもみ込む、フライパンを熱して焼け過ぎないように表面に少し焦げ目が付く程に、最後にチリソースを流し込み和えて煮立てて刻んだレタスの上に乗っけて完成!!こりゃ美味い、、これでご飯は2杯行けるし目をつぶって海老だ海老だ、、と思って食えばそんな気もする。余りのうまさに写真どころじゃない、、冷める前に食わねば。
 
9回の裏に逆転して海老チリが鶏チリに化けた次第ですがこれだって結構いけるよ。ホームランとは言わないまでも見事なサヨナラヒットだ、。使い損なった海老はチャーハン行きだな、こりゃ、。こうして48回目の夕食があっと言う間、、20分っくらいで終ったのでした。準備と片付けが小一時間、相変わらず割りに合わないな。