”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

勘弁してくれよ~、、。

年月の経過は何と早い事か、、もう10月が終わってしまった。その10月最後の31日、何となくイヤな予感は的中するもんだ、、21号が家賃の未払い、29号が彼氏と彼女の別れ話からどっちが家賃を払うでこれまた遅延、31号は家賃の問題はないのだが彼女が流産、実家の母親の元へ帰ってしまい彼氏は呆然、そして1号は家賃を払わずフランスへ里帰り、、彼氏はてっきり同行しないと思っていたので油断しちまった、しっかり一緒に一ヶ月も不在とか、、そりゃちゃんと家賃さえ払っててくれれば何処へ行こうが関係ないのだが10月分を18日までしか払ってない、、こりゃ困るぜ。
 
イメージ 1翌日の1日は”魔の金曜日”朝っぱらから大忙し、何せリサイクルのゴミ回収日が重なるので準備が大変、7時に活動を開始して気が付いたらもう11時、先にリサイクルの回収車が来たので大きなゴミ缶、汚れがひどいものをせっせと洗う。幸いこの所、カモたちはすっかりご無沙汰なのでプール周りの掃除は楽、でも今度は泳ぐ住人がいるのでトイレの掃除もやらなきゃいかんしプール内に風に吹かれて飛び込んで来る葉っぱやゴミも取り除いたりで休む暇もない、、。
 
さてと木陰で一休みしていると今度は住人が苦情を、、、”大型バイクにガキを乗せて走っている住人がいるのよ、、危ないから何とかしてよ”、、、それに”敷地内スピードを出し過ぎのテナントがいるのよ、、アンタ知っている”、、そうかと思うと今度は”うちの前の植え込み、ちょっと変えてよ”、、、そんなでこんな顔に、、。
 
肉体労働だけならいざ知らずこんなに色々言われちゃこんな渋面にもなるわさ、、しわも増えるし髪も真っ白だよ。
 
トドメは定例の月末決算、回収した家賃を計算して夫々の所有者へ送金をするのだが、、これは月末28日だろうが30日だろうがそれが31日になろうが曜日に関係なくやらないといけない。行政の指導もあるしこれで数年前ひどい事になったのでこれだけはちゃんとやっている、、それが順調に計算も終わって明細を印刷しスキャナーで取り込んだまでは良いのだがどうしても最後に25セントが合わない。
 
イメージ 2これがオーストラリアの硬貨で50セント、これの半分の25セントがどう計算しても合わないのだ。実際にはもう25セント硬貨はないのだが消費税の計算と家賃から天引きする7.5%の計算をすると端数が出てしまい最終的にはセント単位の計算が必要になる。
 
通常の集計はパソコン計算で行っておりそれを銀行の残高及び振り込まれた家賃と照合すれば良いのだが、、現に9月30日の時点では全部どんぴしゃだったので何処かでも間違っているにせよそれは10月中に起きた事、でも、それが何処か判らない。
 
結局マニアルに戻って電卓で計算を全部やり直し、、タマにパソコンのエクセル計算でも端数が合わないケースがあるって事は知っているのだが今回はどうもそれじゃないらしい、、。そして延々と映画、二本を見終わってしまうような時間が経過、、、最後の最後に来て原因が判明。
 
何とまあ1,798.50となっている箇所が実際には1,798.25だったって事、単におっさんの手書きミスって事が判ったのでした。これがもう”勘弁してくれよ~”の実態だった。たったの25セント、、でもそれだけ合わなきゃ大変だ、、”半沢直樹”だってこれは見過ごせないだろう。サラリーマン時代、最初に配属されたのが”収納課”、これは料飲の経理部門でその日の収益を計算する要するにレストランのキャッシャーである。7人チームで各部署に配属され最後の1円がちゃんと合うまで全員居残りだった。パソコンなんかはない時代、長くて丸まった白いジャーナルと睨めっこしながらの電卓打ちと計算のやり直し、、、そんな初体験をしているので40年以上が経過しても”最後の25セント”はちゃんと合わないと落ち着かないのである。
 
11月末はそんな事件が起きませんように、、又、集計も一発完遂で頼みますよ、、。