”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”レイルウェイ・運命の旅路”(13年)

イメージ 1原題はそのまま”The Railway Man”、、鉄道員である。これが今、映画館へ行こうかどうしようかと悩んでいる映画だ。
 
舞台はまさに名作”戦場に架ける橋”、アレック・ギネス早川雪洲、それにウィリアム・ホールデンを配しデイビット・リーン監督が撮った戦争暴露映画、それと同じ設定。
 
此方は主演にコリン・ファース、奥さんにニコール・キッドマン、そして真田広之、。原作はエリック・ローマックが書いた自伝で劇中その人をコリン・ファースが演じている。撮影はこのブリスベンゴールドコーストでも行われ昨年末に大きなプレミアも開催され現在も”全豪を涙に包んだ”上映中だ。
 
詳細は以下を;
 
オーストラリア間との歴史問題は微妙だ。現にダーウィンには日本軍の真珠湾急襲とほぼ同じ規模の爆撃がなされ(これもニコール・キッドマン主演の”オーストラリア”と言う映画で実証)、シドニー湾には日本の潜水艇まで忍んだとか、それに連合軍の一員としてオーストラリア軍は各地へ出兵していた関係でシンガポール陥落時に日本軍に捕らえられ捕虜として過酷な鉄道作業に従事させられた事実もある。
 
この映画でもそのあたりにスポットが当てられエリック・ローマックが過酷な重労働を強いられた経緯、それと通訳だった真田広之との”交流”が縦糸として描かれてそうな、。たかが映画、されど映画、、映画の終盤ではオージー観客の目には涙が、、とあるのだが。ちょっと映画館へ行く勇気は、、、。