オーストラリアでは９月からは一応”春”という事になるらしい、日本のようにはっきりした四季がある訳じゃないので９～１０月が春、暦上は１１月以降を夏と呼ぶようだ。そんな春先にやっと我らのペッパートリータウンでも光ファイバーへの接続が可能になりそうだ、、。もう一年以上も前から州政府では現存の電話線自体を光ファイバーに交換する、と公約していてその作業がやっと進みだしたと言う感じだ。
インターネットをやらない人にはあまり関係ないのかな？と思っていたら埋設されている電話線を交換する、、という事になり昨日から大騒動だ。住人には固定電話は一切使っておらず”オレは携帯っきゃ持ってない”と言う輩もいるのだがこればかりは管理人にはどうしようもない、、そこで事前に通知書を各自の郵便受けへ入れ業者の兄ちゃんたちと一緒になって敷地内ウロウロしている。
事務所の前はこんな感じで大きく巻かれたファイバーが山積みだ。既に表の公道まではファイバーが埋設されているので其処から今度は敷地内の３２戸へ個別に配線するそうな、、。
３２戸の住宅へ配線する為の”元線”が敷地内、３箇所に分散して配備されている、問題は其処から各自へ引き込む作業なんだがどうもそれが技術的に不具合があるのか、、建築された８－９年前には今日のインターネット世界を予測しきれていなかったのか各戸への引き込み場所が作られていないとか、、そんな事を聞かれてもこっちも困るぜ。手元にある建設当初の図面を首っ引きで調べているのだがどうも巧い解決策がないとか、、。
これが配電盤と呼ばれるヤツらしいがこんなのが合計３箇所に設置されている。電話線って事は判ったのでコイツを一本づつ引っ張って何処へ繋がっているのか確かめるそうな、、まあ繋がる先は夫々１０戸くらいだがコレを手作業で引っ張りながら光ファイバーに交換して行くのはスッゲー時間がかかるんじゃないかい？？
オレはもう知らないぞ、、若い兄ちゃんが４人もいるんだから勝手にやってくれよ、、ウチは現状でもADSLは快適だしそんなに映画をダウンロードする訳でもないのでこの速さで充分なんだが、、。
そうは言っても賃貸物件に関しては事務所に鍵を保管しているので外出は無理そうだ、、昨日今日で終わると言ってたがそりゃ無理だろう。未だ始まってもいないぜ、、ふと見ると作業をしていたハズの兄ちゃんたちが誰もいない？？昼メシかぁ？？午後は３時になると帰っちゃうし、、やはりオーストラリアは恵まれているぜ。これで時給が最低２０ドル以上と言われるともうこの物価高の理由が判るよな、、人口２２００万に対し広大な大陸は日本の２２倍、、何処でも掘れば資源が埋蔵されている、幸せなお国だよ。思わず愚痴が出ちまった、。
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