”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

悪戦苦闘の日々

さて更新出来るか、、、。デスクトップのパソコンにUSBを繋ぎ記事をダウンロード、、それを今度はラップトップに移行させてから別のプリペイドUSBを使いネット接続、、やっているのだが、上手くいけばお慰み。
 
 
先週の1月15日、電話会社の若い兄ちゃんが二人やって来て”光ファイバーに移行する準備をします、、”と言うので早速やってもらった。10-20分で終わりそのまま何も言わずにサイナラ、、こっちはすっかり準備も整ったのだとばかり思っていたら彼らが帰った直後から事務所の電話もインターネットも何も繋がらない。電話はウンともスンとも言わずこれは全く使用不可だ。
 
さてはこいつら何処か余計なところをいじってぶっ壊したんじゃなかろうか??それまでは何処にも不具合はなく快適なインターネット環境だったと言うのに、、まあ事務所の電話は使用不可でも空室がない限り困ることもないのだが、。そしてそれからが2015年最初の試練の幕開けとなってしまった、、、。
 
まずは電話は復調させないとネットどころじゃないだろう、、其処で電話会社へ電話するのだが携帯電話でかけるっきゃない、、録音された指示に従って1から5のボタンを押せと言われるのだがアホなスマホで音声を聞きながらボタン画面を呼び出してボタンを押すのは至難の技だ。指が間違って1と2の間を触ると”そんなサービスはありません”と言われるし早くやらないと”指示がありません、、グッドバイ”だよ、、そんなで都合3日間掛かってやっとの思いで電話会社へ事情を説明する。
 
そんな悪戦苦闘中にもかかわらず20号では洗濯機のホースの接続が間違っていてガレージの床には水が溢れ、21号では壁のコンセントが一箇所ぶっ飛びブレーカーが落ちる始末、、、更には10号ではシャワー室から浸水、壁で隔てたクローゼットのカーペットが水浸し、、、そしたら今度はエアコンのダクトが詰まり排水されるべき水が外へは出ずに室内へ、、、25号はガレージのワイヤーが外れリモコンが連動しない、、トドメは我が家の風呂場、これが詰まって排水不能の有様、、。電気屋、配管業者、エアコン屋にガレージドア専門の業者に夫々電話して”早く来てくれ~、、”の催促だ。
 
しかしまあ一箇所問題があるとよくもこれだけ連続して起きるものだ、、すっかり神様には見放された心境。”神よ何故これ程の試練をこの哀れなジジイにお求めになるのですか??”と呟いてもナニも改善しない、、其処で最初に戻ってまず電話の修理だ、、以前光ファイバー埋設時にやって来た業者のおねいさんの名詞を探して”ナンとかしてよ”と頼んでみる。同時に電話会社のトラブル対策室にも電話、、同時にインターネットのプロバイダーにも光ファイバーを申し込み”二年契約するから取り合えず光ファイバーの前の状態に直してくれ”と頼み込む。兎に角今はネットが使えないと家賃の集計も業者への支払いも何も出来ない。無論メールも使えないので通常の連絡もままならない。そして奥の手段とばかりプリペイドUSBを近くの電気屋へ買いに走る。
 
49ドルのインスタント・データ通信と言うかUSBを差し込むだけで瞬時にインターネットに接続されると言う宣伝文句なのだが、、、これが又、大問題。やっかいなのは超が付くほどに速度が遅い、、オーストラリアの各サイトなら何とか繋がるのだが海外のサイトは完全にダメ、、10回アクセスして1回繋がるかどうか、、繋がっても其処から中の記事やブログには全く行き着かない。銀行のホーム・ページにはたどり着いてもその中に入れない、、暗証番号の表示の画面にも行き着かないのでもうニュースや天気予報を見るだけの代物だって事が判った。
 
ネットから見放されて遂に一週間が経過、やっと昨日になって業者が登場。まずはウンともスンとも言わない電話線を元に戻す事を頼む。色々やって最後に最寄りの電話配電盤へ確認の作業を、、そしてやっと電話線は元通りに使えるようになった。”ウン、インターネットの方は?”、、”それは聞いてないのでオレには出来ないよ”、、まったくもう多分こんな事じゃないかと思っていたよ。まあ電話が使えるようになったからいいか、、お前は解放してやる。彼が帰ると同時に今度は、、光ファーバー取り付け業者の登場、壁に穴ボコをあけケーブルを通してボックスを二個壁に設置して終わり。”さあ、出来ましたよ、、後は指定のプロバーダーからモデムを貰って接続してください”、、、”ナヌ、、じゃ今日は繋がらない??”。”まあ、そう言う事ですね”もうこの時点でガックリ、、意気消沈。何で最初っからモデムも持って来ないんだよ、、工事をする業者とプロバーダーとは違うとは判るのだがこんな不便で不親切な対応はないだろう、、。
 
この顛末がオーストラリアの現状を的確に表現している。即ち業者Aは電話線の回復作業、Bはネット回復業者、、、C光ファイバーに必要な配電盤取り付け業者、Dはプロバイダー、、、って事になる。これらABCの業者は政府傘下の指定下請けなのだがやる事と言ったら”右手だけで左手は何をしているのか判らない”状態。最後のDは民間だがそれら政府の下請けの間を泳いでいる一番に競争の激しい業者って図式になる。
 
さてこれで今までのADSL仕様でのネット接続は回復出来ないのだが2-3日で光ファイバー用のモデムが届く事になっている。果たして無事に接続されるのか??折角この顛末を此処まで書いたのにブログに掲載出来なかったら泣くなぁ~、、、。映画にだけ集中してりゃこんな苦労はせずに済むんだが、、、。