”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

もうすぐ発表、アカデミー賞

今年のアカデミー賞は88回目となり今月28日(日本時間では29日)に発表される。以前はドレがダレが、、と気にもなったし発表前にはノミネートの段階で全部見ていたものだがもうそんな気力はあったもんじゃない。

下馬評では男優賞が圧倒的にレオナルド・デカプリオらしいし作品も”レヴェナント/蘇えりし者”、他の部門もこれに集中するんじゃなかろうか?それにしても授賞式を見なくなったのにはもう一つ理由がある。それはもうリアルタイムだとほぼ60%はコマーシャルを見せられているって事だ。サラリーマン時代と違って時間に余裕は出来ても今度は加齢と共に”せっかち度”が増して来て、”堪え性”が欠如して来ているのでじっと座って見ているのが苦痛なのである。

実況中継は毎月高額の視聴料を払っているFOXがやるのだがこれってふざけてないだろうか?視聴料を払っているのに更にCMを延々と見せられるのだ、日本ならNHKの中継にCMが入るようなものだ。そりゃ紅白歌合戦の中継にコマーシャルが入ったら視聴者は誰だって怒るだろう、、、それにその歌合戦同様に実に放映時間が長いのだ。観客席の俳優さん達は一体この長丁場をどうしているのか??4時間も延々と放映されたらトイレにだって行きたくならないのだろうか?

更に受賞者のスピーチ、、、、これも気が利いた事を言う俳優さんは無論いるのだが大体が”感謝感謝感謝、、、”そして”家族にアイラブユー、、”の連発連射機関銃並である。そりゃ感謝したい気持ちは判らないでもないが”タイタニック”で監督賞を受賞したジェームス・キャメロンさん、、奥さんに向かって”キミのお陰でこんな立派な賞を受賞出来たよ。嬉しい、、アイラブユー”とやった翌週には離婚してた。ありゃ我々映画ファンを馬鹿にしてないかい??そう言えばあの頃から徐々に興味が失せていったような気がする。

そんな文句タラタラでこうやってブログを書いている方も書いているほうなのだが、、。その87年の長きアカデミー賞の歴史で堂々”主要5冠”に輝いた作品はご存知だろうか?受賞したオスカー像の数からいくと過去最多賞は;

ベン・ハー”(59年)

タイタニック”(97年)


の夫々11部門らしい。

そして主要5部門、作品、監督、主演男優、主演女優、脚本を制覇した作品は;

”ある夜の出来事”(34年) 

クラーク・ゲイブル&クローデット・コルベール
監督はフランク・キャプラ、脚本がロバート・リスキン

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カッコーの巣の上で”(75年) 

監督はミロス・フォーマン、脚本がローレンス・ホーベン、ボー・ゴールドマン



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羊たちの沈黙”(91年) 

アンソニー・ホプキンズ&ジョディ・フォスター
監督はジョナサン・デミ、脚本がテッド・タリー

この3本だけである。

それに準5冠って事になると
54年の地上より永遠に、これは作品、監督、助演男優、助演女優、脚本その他で合計8部門を制覇しているので主要部門と数の上ではかなり”立派な出来”ではなかろうか?

まあそんな事を書きながら横目で授賞式を眺めるかな、、どうせ月曜は忙しくてゆっくり見るわけにはいかないだろう。



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