”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ガレージに激突

今度はどっかのアホがブレーキとアクセルを踏み間違えた、、、。

運転してたのは8号の若いねいちゃん、、買ったばかりの小型車をガレージへバックで入れようとしていた。ところギアがバックに入っておらず確認もせずそのまま後ろを見ながらアクセルを踏んだら逆に前進、目前にあった7号のガレージドアにそのまま激突、ガッツン、、。

イメージ 1この黒塗りした箇所が派手に内側へ引っ込んでしまった。そりゃ住人は慌てるよ、、事務所へすっ飛んで来た。

悪い事にぶつけた張本人、余りに動揺して家に引っ込んじまった。それが又、やられた方には”あて逃げした”と思われてしまい事は大げさに、。


まあやった当人もやりたくてやった訳じゃないんだし、、でもやられた7号のおばちゃんはもう”もういかりや長介”じゃない怒りや頂点だった、、、。

やった本人は初事故でべそをかいているし、父ちゃんへ連絡しろ、、と言っても叱られるのが怖くて電話も出来ない有様だ。7号のおばちゃんは”アンタどう落とし前つけてくれるのさ、、”から”これじゃドアも閉まらず不用心じゃないか”と矢継ぎ早のうるささだ。

そしてお助けマン、管理人の登場、早速ガレージドアの専門業者、リーへ電話を、何と僅か20分程度で駆けつけてくれた。やっぱり普段から業者は大事にしとかんと、そして早速曲がって外れたワイヤーを元に戻してドアはひん曲がってはいるものの上下の開け閉めが可能になった。この迅速な対応には7号のおばちゃんもビックリだ。”アンタ、もう直っているのかい?”と腰抜かし状態、表から見るとガッツリ折れ曲がっているがこれで普段通り、もう不用心とは言わせない。

そしてお父ちゃんの登場、、そしてそこからが第二幕、。まずお父ちゃんを連れておばちゃんに謝りに、菓子折りはないがそれでもやはりこんな場合は誠心誠意が万国共通だよ。作業服姿で慌てて駆けつけたのが功をそうしたのか7号のおばちゃんもやっと怒りが収まって、、”事故は誰にでも起きるからねぇ~、、”まで言えるようになって来た。父ちゃんにはひたすら謝らせ”全部負担して直しますと”言えと事前の打ち合わせ通り、、これで一安心。

すっ飛んで来て貰ったリーの出張と修理費用が200ドル、そしてドア全取っ替えに1900ドル、まあそのくらいかかるだろうな、、で父ちゃんに言い含める。どうやら対物保険には入ってないようで娘がやっと18歳になったばかりの”初心者マーク”、これじゃ物損事故の保険に加入するのは半端じゃない。ワタシには判っていたのだが案の定、そんな保険なんかには入ってない。って事は実損として全額お父ちゃんの負担だよ、。

そしたら今度はお父ちゃん、義理の弟が建築業にいてこの手のガレージドアも直せるそうな、、即金1500ドルでやってくれると言っているらしいが管理人はそんなモンはダメだ、、ときっぱり突っぱねた。これはもう9年からの管理人実績でちょっと安いからこっちへ、、とやって失敗するケースが凄く多いのだ。恐らく材質や色合わせもなしに安かろうでやらせるとロクな事にはならないのだ。

以前もエアコンを自分の知り合いに、、って付けさせたのだが二階から落っこちるケースがあった。それに屋根の修理でも雨漏りが直らず大騒ぎに、、なので我々との間にしっかり実績のある会社、個人の業者なりじゃないとこっちが安心して任せられないのが常なのだ。今回もお父ちゃんには悪いが過去のケースを説明して、知らない業者にやらせるのはダメだよとダメ押しを、そしたら今度はお父ちゃんの姉からも電話、安くするのでやらせて欲しい、。でもこれもNG、強行にダメ出しをしてさっき電話を切ったところだ、。

しかしまあ色々な事が起きるぜ、、さっき姉との電話のやり取りで久し振りに英語でキレた管理人でした。ツカレター、、。でも大きな声じゃ言えないがこんな危機管理は結構好きかも知れない、、どうも後になって考えると自分でも嬉々として対処していたような節もある。