”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察”(16~18年)

原題は”Shades Of Blue”と言うのだが意味はブルーはニューヨーク警察官のユニフォームの色から来る警官のあだ名、、そのシェードとは隠された暗い部分、、なのでぶっちゃけた話、”疑惑まみれのサツ”って事になる。主演は ”J of Lo” のジェニファー・ロペスで本国じゃとっくの昔、2016年に放映が開始されて僅か3シーズン(2018年)で終了しているのだ。

それをナンだよ本邦初公開とか言ってやっとAXNミステリーチャンネルで放映され始めた。こりゃあんまりじゃないか?仮にも視聴者は課金されて配信されるんだから5年遅れはないだろうよ、映画館で上映されたモノが5年が経過してやっとTV放映だったらお釈迦さまに殴って貰うぞ。

 

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でも折角だしずっとこのところイギリスの刑事モノに集中してたのでさわりだけでも見て置こうかと録画を、、ジェニファー・ロペスがベテラン刑事でシングルマザー、そして直属の上司がレイ・リオッタ、、そしたらもういきなり銃撃戦だぁ~、。しかしそれには巧妙な筋書きがあった。新米刑事と組んで麻薬所持を疑われているドヤへ急行したが廊下にいた女児をアパート内へ帰るように諭している隙に室内から銃撃音が、。

慌ててその若い相棒が飛び込んだもののドア越しに撃たれたと勘違いしソファに座っているヤツを撃ち殺してしまう。そこへハーレー(J・ロペス)が飛び込んで来るが室内に居たもう一人が窓から逃げてしまう。ナンとそのアホな新人はテレビに向かってゲームをしていたヤツを撃ち殺してしまい銃撃音は画面から出た音だった、。

さあ困ったちゃん、、ハーレーが指導係だしこの状況じゃ内部調査は免れない。其処で考えたハーレーは防弾チョッキを着けている新米相棒を既に死んでいるヤツの拳銃で撃ってしまうのだ。そうすれば双方撃ち合って正当防衛が認められるし拳銃使用は問題ナシ、と収まるハズだ、。

まあそんな展開でいきなり苦難の旅出となるハーレー、、ところがハーレーの上司、マット(R・リオッタ)と署の仲間一同はFBIから収賄の容疑を掛けられていて調査中って事が判る。要するに今度はFBIの隠密としてマット以下の仲間がどんな悪行に絡んでいるのかをスパイする事を強要されてしまうのだ、その見返りに先の新米刑事を撃った事を丸く収めるからと提示され止む無くその交換条件を引き受ける。

二話以降はFBIと所轄の警察署、それに上司であるマットを交えて何時秘密がバレるかハラハラドキドキの展開になるんだろう。”インファーナル・アフェア”とか”デパーテッド”と同じ系列だと思うのだが、。

さあどうしよう、、この一話だけじゃ決められないかな?でもこの辺で止めないとずっとズルズル行きそうだし、、でもなぁ、アメリカ本国じゃもうとっくに終わってしまったシリーズなので期待しない方が良いかも知れない。