”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ちょっと気になるTVシリーズ、“24” (シーズン7)、 “Dexter” (シーズン3)

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ジャック・バウアーがシーズン7で戻って来た。特別編2時間枠の“リデンプション”に続くストーリーで本国では2009年1月からの放映、オーストラリアでは1ヶ月遅れで放映中である。まあ字幕や吹き替えの手間がないし本来アメリカものに頼りっきりのTV界だから当然の結果か、、。

しかし局は変わらないのだが放映時間が夜の10時半、しかもそれがコロコロと放映日と時間が勝手に変わるので我ら視聴者は余程のファンでない限りついて行くのが大変だ。やはりこれは全編放映が終わってから24時間分まとめてCF抜きで見るのが良いんだろうな~。そう考えたら先週見逃した事もあって妙に冷めてしまった。今回はジャックが何か“コロンボ”風の(よれよれではないが)レインコート姿で何か冴えない、塀の中での生活が余程堪えたのかな。

“Dexter”、日本でも衛星での放映が始まるやに聞いたが此方ももうシーズン3に突入。これはFox用(ペイTV)に制作されたものだそうでリアルタイム版は民放がCF付きで放映しているが何週か遅れでFoxTV加入者はCFナシで見られる。

ストーリーはマイアミメトロ警察署の鑑識課、血液飛沫分析の専門官として勤務するデクスター・モーガンの話である。妹も刑事として同署に勤務、同僚にマスカ(日本人名だが配役は韓国系の俳優さん)やら一癖も二癖もあるような個性豊かな鑑識班仲間や刑事が出て来る。

まあ最初から一般放映番組として制作されている訳じゃないからだろうが(日本ではR-15指定とか)このデクスターの妹、デブラのセリフが凄い事になっている。ちょっと顎が張って左右微妙にバランスが違うお顔のジェニファー・カーペンターがそりゃもう“4文字“悪態のオン・パレードだ。この辺は日本語の吹き替えじゃ興味半減しちまうだろうな、第一性的表現の悪態は日本語にないから吹き替え担当はご苦笑な事だと思う。

それとシーズン2で結構重要な役割を演じたライラ役のジェイミー・マレー、イギリス人で当年30歳、この色っぽい女優さんがデクスターのガールフレンドになるんだがこれが又、惜しげもなく脱ぎまくる、、、。ええー、TVでそこまでやる?状態でこの二つの話題だけでも”24“とは大分違い又、別のファン層を作り出しているようだ。

本筋はマイアミ版“必殺仕掛け人”だが刑事の捜査や司法が届かないところで悪行の限りを尽くす殺人犯を鑑識課の専門官と言う立場を利用して立ち向かう、それも切り刻む、、と言う事なのだがそこには深いトラウマがあって所轄の刑事仲間に疑われたり、彼の素性がバレないかと気を揉んだり、更に仲間に裏切り物がいるのでは、、?ともうテンコ盛り状態で話が進んでいく。 マイアミの風景をバックに“24”とは全く違う設定だが見出すと此方もハマるかも知れない。

果たして双方とも日本ではどんな評価が下るんであろうか?