”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

情けない邦題、、、

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今夜は立て続けに2本見た、、。最初は”Taken”、これはオーストラリアでは何故か昨年11月の下旬に公開され勇んで映画館に駆けつけたのだが何と一日勇み足、窓口で、、”それって明日からの封切りですが、、?(勿論英語で、)と言われションボリした映画だ。凝りもせずに2週間後にもう一度出掛けたのだがその時は既に終わっていた、、ヘンな事もあるもんだ。

内容はめっぽう強い元CIA局員のリーアム・ニーソンが人身売買組織に我が娘を捕らわれ単身花の都、パリへと乗り込んで行く。もうジェームス・ボンドなんか眼じゃないぜ、、彼は体格も良いし背も190cm以上あるので何でこれまでこう言う役柄がなかったのか不思議なくらいだ。脚本はルック・ベンソンが担当しているのでパリを背景にそりゃもう悪い奴らが可哀想なほど、、。もう10年若かったらシリーズ化も可能だろう、、しかしアメリカでは1月に入ってからの公開、それが又、爆発的にヒットしちまい日本ではDVDスルーを予定していたのだろうがそれが多分劇場公開になりそうな気配である。

単独にペイTVで5.50ドル払わにゃならないがレンタルと同額、店舗へ行く手間も返しに行く手間もないので至極便利ではあるが此処では茶の間で見る事が出来アメリカでは劇場公開中、日本じゃ未だ公開日未定となると何か変な気分だ。それって飛行機内で見た映画を映画館で払って見るのと同じ感覚か。

次は”We Own The Night”(”我らが夜を支配する”みたいな直訳だが)、これが何と邦題を調べてみたら”アンダーカバー”だと、、、しかし国内の配給元は一体輸入される映画を見ているのだろうか?こんな安直なタダ思い付きのような邦題で上映出来るか、、、最も最初からDVDスルーなのだろうがそれにしてもヒドイ話だ。誰だって最初から駄作を作るつもりで制作している訳じゃなしこれなんか主演の二人が制作者として名を連ねているのだしそれなりに気合も入れて脇役にロバート・デュバルを迎え渋いところを見せているのに邦題が台無しにしてくれた、、。

折角の良い題材、例えば新鮮なマグロを入荷してカウンターに出すのに手間取り、最後は折角の食材を手袋で握らなきゃならん、、と言ってお判り頂けるだろうか。そんな感じの2本目でメシも食わずに見たのに疲れちまったよ。