”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

歴史上の人物をホンモノ以上に演じた男優さんたち

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女優さんに続いてやはり男優さんも記載して置かないと、、。

先ずは古い時代からアットランダムで見ると“クレオパトラ”でジュリアス・シーザーを演じたレックス・ハリソンやアンソニーを演じたリチャード・バートン、実物の写真もないしこれらは最初に演じた俳優さんの印象がそのまま残っている感じがありちょっと反則。同様に“ベケット”と言う映画でベケットを演じたリチャード・バートンとヘンリー王二世を演じたピーター・オツールの演技は素晴らしく此方もいくら肖像画があっても演じた二人のイメージがそのまま実物として残っている。

広大な砂漠を背景にT.E.オーレンスを演じきったやはりピーター・オツール、映画は“アラビアのロレンス”(62年)ご本人より大分背が高いのだがこれはまさしくホンモノを超えた名演技いや演技以上のものを吹き込んでくれた、、さぞやご本人も鼻が高いだろうな~。

次は“ガンジー”(82年)を全くご本人になり切って演じたベン・キングスレー、此方もまさしくご本人を超える出来(?)、そうとは知らずに二人の写真を並べられたら多分ベン・キングスレーをホンモノとして指すだろう、、他の俳優さんには絶対真似の出来ないガンジー像であった。

それから“パットン大戦車軍団”(70年)でパットン将軍を演じたジョージ・C・スコット、風貌もそうだが性格もそのまま、、想像だが。彼らは完全にご本人になり切ったのではないだろうか。まあ我々一ファンがとやかく言うより皆さん主演男優賞をお取りになっているので万人の認めるところではあるが。

そうそうロレンスのピーターさんだけノミネートで残念ながらと言うかオスカーの七不思議で受賞は逃した。しかし彼の対抗馬だったのは“アラバマ物語”のグレゴリー・ペック、なので納得、いや出来ない、、迷う、アカデミーで投票権のある会員じゃなくて良かった。