”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ゲストハウス狂想曲

又、家内が何と片道240ドルで日本へ帰ってしまい毎晩一人っきりのおとうさんは留守番の愛猫と一緒に頑張っている。そんな夕食後、何気なく見てしまったのがこの映画、原題を”Guest House Paradiso”と言うイギリス映画だ。本質的にアメリカや日本の笑いとは違う、どちらが良いとは言えないがのっけからすっかりハマってしまった、、、案の定、日本では一般公開もされておらずDVDスルーらしい。
 
映画は原子力発電所近くの田舎街に建つホテル、その支配人を主人公にしたもので最初から最後までハチャメチャなまさに邦題の”狂想曲”がぴったり合うドタバタ劇である。日本のある種のコメディもかなり下品だがこれも負けていない、、おんぼろホテルを舞台に繰り広げられるスラップコメディに笑い転げた1時間半であった。
 
 
イタリア女優役で途中から出て来るエレーヌ・マユーと言う人。最初登場するシーンでは思わず目を疑ったくらいにインパクトがありハッとさせられたが映画は最後までお下品さからはみ出す事なく笑わせる、、家内がいたら多分馬鹿にされただろうな、、、そう思うと一人もいいもんだ、、。