”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”トワイライト” (”黄昏の陰謀”はどうだろう)

98年制作のこの映画、主演はポール・ニューマンでお相手はスーザン・サランドン、その夫がジーン・ハックマンそして娘がリース・ウェザースプーン、更に重要な役どころでジェームス・ガーナー、そして監督が”クレーマーVSクレーマー”を撮ったロバート・ベントン、、、しかし何故か日本では未公開である。
 
イメージ 1確かに派手さはないしむしろ良質のTVドラマ、これだけの配役でもったいないと言うのが本音なのだが、、。
 
ポール・ニューマンが私立探偵役でハリーを演じる。大女優のキャサリンスーザン・サランドン)と夫のジャック(ジーン・ハックマン)に依頼され駆け落ちした娘をメキシコまで探しに行くところからこのミステリーが始まる。その娘がリースで当時まだ駆け出しとは言え惜しげもなくヌードシーンが満載。今じゃハリウッド一のギャラを稼ぐそうだが、、この映画での脱ぎっぷりが認められたのかな?
 
無事相手の男を倒して娘は両親の元へ、そして数年後、今じゃハリーはこの邸宅に同居中、しかし親友だったジャックは病魔に冒され時々発作を起こす始末。ある日そのジャックに分厚い札束が入っていそうな封筒を渡されそれをある人物に届けて欲しいと頼まれる。
 
早速届けに出向くハリー、しかし其処には瀕死の重傷を負った現役の私立探偵が、そいつに犯人扱いされ拳銃で撃たれるが危ういところで難を逃れたものの当人は息絶えてしまう。警察の事情徴収を逃れ真相解明に赴くのだがそこには迷宮入りとなっていたある過去の事件が、、、。でここから大女優のスキャンダルとジャックの過去そして病魔に冒されたジャックの目を盗んでハリーとキャサリンが、、、とごちゃごちゃ、、な展開。
 
ミステリーで犯人探しもあるが撮影同時ポール・ニューマンはもう70歳を越していたはず、ちょっと設定に無理があるし監督も”クレイマー、、”の切れ味はない、、そうもうみんながみんな”黄昏”ちゃってこりゃタイトル通りの映画であった、、日本で劇場未公開も判るような気がする。でもスーザン・サランドンはきれいでとても5○歳には見えないししリース嬢も見応えあるんだがな~、、、。