”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

映画館でのマナー

鑑賞時のマナーと言っても昔とは大分違って来ている。その昔、都内の大劇場では傾斜が少なくステージ風になっていたので上を見上げるような感じで映画をみたもんだ、、しかも座席全体が縦横にちゃんと配列されているので前の席にデカイ人が来れば画面が見えない、、流石に帽子はとっていたが、そう言えば座席の裏側に帽子掛けが付いていたな、、席と席の間に自分のアタマを動かしてフェイントを掛けるような有様、前の人も同じ事をするからそりゃ混んだ館内は大変だった。中央4-5列には白いカバーの掛かった”指定席”なるものがあって普通の倍額、自然その前後が普通料金で入って座るには最善の席だった。
 
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そして今はこれ、、海外の映画館でも同じような表示がされている。おおむね日本より海外の映画館マナーのほうが良いように感じるが先日改めて気になった事は、、皆さんほぼ100%の確率で何かを手にしている、、それがコークだったりポップコーンだったりアイスクリームだったり、、。
 
そりゃ映画館も副収入になる訳で売店も大型だしあの手この手で売る仕掛けをして来る。以前は切符売り場自体が売店で切符を買うついでにポップコーンなどを買わされた、、こりゃ切符一枚買うのに時間がかかり過ぎると悪評で最近は切符と売店は別々になったが今度はインターネットで買っている人は並ばずとも列の先端へ割り込めるのでこれが又、癪の種だ、、まあこの辺りは見る側のマナーじゃなくて映画館側のマナーなのだが、、。
 
個人的には映画を見ながらムシャムシャやるのは嫌いなのでおっさんは売店は何時も素通りだ、、第一そんなコーラでも飲んだりしてたら2時間も我慢して座っていられないと言う切なる現実問題があるのだが、、。
 
ポップコーンは音も出ないしその昔バリバリとやるお煎餅に取って替わられた歴史があるが最近これも禁止する映画館が増えているそうな、、。(以下の記事はハリウッドチャンネル(株)からの抜粋)
 
ギリスのMail Onlineによると、ポップコーンは「匂いがきつい」「汚くなりやすい」「時代遅れ」など様々な理由で非難を受けているらしく、販売をやめるチェーン系の劇場が急増。英国内最大規模のアートハウス系劇場チェーンPictures Cinemaでは、2008年からポップコーン禁止の上映を開始。同劇場の代表は、「観客の多くがポップコーンを嫌っていて、かねてから禁止にしてほしいと言われていました」と理由を説明していた。
 
また、ポップコーンの販売をやめた別のチェーンでは、代わりの軽食として注文を受けてから作るカナッペ(一口大に切ったパンやクラッカーにチーズや野菜をのせた料理)や給仕サービスを用意。より洗練されたサービスを提供する狙いだと語っていた。

せっかくの映画鑑賞時に周囲のマナーにイライラしてしまうことは意外に多いもの。携帯電話のあかり、お喋り、いびき、座席を蹴る…などいろいろ思い浮かぶが、そもそもポップコーンを迷惑に思っている人は日本にも多いのだろうか?

別に代わりの軽食を用意する事もないような気がするのだが、、。たかが2時間くらい映画に集中してメシはその後、映画の余韻に浸りながらワイングラスでも片手に楽しめば良いんじゃないかな、、、これって考え方が古いのだろうか???自宅で見ているような雰囲気ならマナーも何も関係なくなるしな~、、、3Dのメガネをかけてポップコーンに手を伸ばしたら、、気味が悪いぜ、、、、、。
 
以前久し振りに都内の映画館に入った時、ご近所に座っていたうら若い女性二人連れが”マック”をバッグに忍ばせて来た。予告編あたりでおもむろに食べだしたのだがその臭いたるや、、、周りから凄いひんしゅくを買い流石にいたたまれず席を立った、、普段自分で食べている時はそんなに感じないが映画館でやると凄まじい、、。