”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

捨てられそうになったワン君

アメリカはワシントン州、小高い閑静な住宅街に住むポール・ウーさん。ある日外出しようとガレージのドアを開けるとそこにはちっこいワン子が、、逃げもしないので車から降りて傍に寄って見ると何やら首輪に小型ポシェットが着いていて手書きで”これを開けて”と書かれている。ウーさん、何事かと思いポシェットを開けてみると其処には一枚の子供が書いたと思われる手書きの手紙が、、。
 
”この子の名前はミスターBです。どうか新しいおうちへ迎えてくれませんか。キング・チャールズ・スパニエルで6歳です。ボクの両親が離婚してしまいこの子は動物シェルターへ連れて行かれる事になっていました。きっとあなたのところにいる方がこの子にとっても幸せだと思います。これはボクの誕生日のお小遣いです、、、、、。”
 
この手紙に感動したウーさん、少年の想いをなんとか遂げようと早速同僚のロバートさんに相談、結果ロバートさん、奥さん、それに3人の子供たちの”大賛成”の声と共にミスターBの新居が決まりました。
 
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何ともあどけない、健気で賢そうなワンじゃないですか、、。最初に手紙を読んだウーさん、この顛末をCNNに伝えこの元の飼い主、少年に”キミの想いは通じたよ、今はミスターB、元気に新しい家庭で暮らしているから心配しないで、、”と知らせてあげたいと記者に語っていました、、。
 
たったこれだけの記事なのだが出だしは映画の”メッセージ・イン・ボトル”風、最後は無事飼い主が決って幸せなミスターB,”マーリー&Me”風で映画化も出来るかな??
 
無償の愛とは良く言ったものだ、まさに動物に捧げる愛情は無条件、何も言わないつぶらな瞳、だからこそ人間としては何を如何してやれば彼らが幸せになれるのか、、彼ら目線でよく考えてやらないといけません。その場の雰囲気、だた可愛い、、だけでワン、ニャンを引き取るのはもっての他、彼らだって長い期間生きていくのですから最後までちゃんと飼ってやる覚悟がないと、、。愛犬を手放すことでしか救えなかったこの少年の気持ちとその想いを添えた切ない手紙、どうにもいたたまれなくなくなりますがハッピーエンドで良かった、良かった。何時までも可愛がって貰うんだぜ、、。