”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

"カウボーイとエイリアン”、、果たして邦題は??

カウボーイと宇宙人”??邦題はやっぱり”エイリアン”だろうな、、??そんな事を考えながら映画館の切符売り場に並んでいた、勿論携帯はとっくにマナーモード。何せ映画の題名、時間、枚数、座席指定、それにシニア・カードの提示と同時に観賞用前売りカードの提示もしなくちゃいけない、、。上映5分前に駆けつけたのでカード残高が足りるかな、、などの心配も、、やっと順番になって思わず出た言葉は”カウボーイとインディアン、、2枚くださーい!!”
 
これには窓口の向こうのおねちゃんが大爆笑。まあ典型的なおやじギャグか??でも言った本人がマッタク意識していない、、真面目な顔してオリエンタルのおっさんが何をバカな事を、、と内心思っていたんだろうな、。でもちゃんと切符は2枚くれておまけに”残高が4ドルありますよ”と親切にも教えてくれ、”これは売店でも使えますから、、”。そう毎週火曜日は半額デイ、それにシニアが加わると一人9.50ドルになる。今、1ドルが80円だから法貨だと800円もしないって事なので有難い。
 
イメージ 1主演はダニエル・クレイグ、、共演がハリソン・フォード、タイトルロールはダニエルが先でハリソンは2番手。まあ双方最後まで出ずっぱりだが、、時代の流れなんだろうな、。
 
カウボーイ姿のダニエルが荒野の真ん中で突然起き上がるカットで始まる、、左手には何やらごついブレスレットが装着されている。そこからああなってこうなって、母船から発進された小型宇宙船が大量に押し寄せて来る、、。
 
ハリソン・フォードはこの街の悪徳大ボス、アホな一人息子を溺愛していて街を牛耳っている。この小型宇宙船の襲来から善良な町民は不安におののく、聖書に出て来る”悪魔”の訪れだと信じきって、。ダニエルは荒野で目覚めたもののそれまでの記憶がない一体自分はダレなんだ、、、、そして悪徳大ボスの一家、盗賊一家、善良な市民一家、そこへナンと今度は普段対立モードだったインディアン一族まで加わって宇宙からの侵略者に相対する事になる、、、。
 
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これは紅一点、謎の美女、素性も何も判らないがダニエル君に協力してくれる。オリビア・ワイルド嬢。今、超売れっ子で007の次作にも出るかもしれないそうだ、、ダニエル・ボンドともう共演しちまった。
 
確かに映画の撮影技術は凄いし、舞台設定だって半端じゃない、何で西部劇の時代にエイリアンが来るんだ、、と考えるともうそりゃ映画じゃなくなるがこうやって想定外の奇抜な設定が映画たる所以、、。まあ目くじら立てる事なくスンナリ2時間を楽しめればそれでよし、、800円だからな、、。
 
予告編で二本、良さそうな映画を見つけた、最初は待ちに待った”ジョニー・イングリッシュ”の続編、これはローウェン・アトキンス演じる英国諜報部員、お笑い007版である。最初が2003年制作だったので8年振りにやっと続編の登場だ、。
 
それとヒュー・ジャックマン主演の”Real Steel”、これは要するにロボット・レスリングなんだが自分の動き、動作をロボットに伝授してリング内で戦うと言う設定、アイデアが大変良さそうだ、、何となくスタローンの腕相撲映画みたいな雰囲気だが期待出来そう。
 
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イメージ 4と言うわけで又、楽しみが増えた、、どうも予告編でハマってしまう、、それが先方の戦略だとは充分に承知しているのだが、、まあそれにハマって何が悪い。
 
やっぱり映画は映画館に限る、、かなりな”駄作”でも結構楽しく最後まで見てしまう、、電話も鳴らずヘンなテナントに悩まされず、肉体労働とも暫し離れて過ごす至宝の2時間である。