”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

サヨナラ、Borg9、、”地上より永遠に”

イメージ 1これは珍しい画像だ、。56年に”マーティ”で念願のオスカー主演男優賞を受賞した時なのだがお隣の美女はグレース・ケリー、、これが本当に”美女と野獣”かも知れない。
 
このアーネスト・ボーグナイン、自分の車のナンバープレートがタイトルのように”Borg9”となっていてハリウッドでは結構目に付いた、、、残念ながらご本人には会った事もお見かけした事もないがウィルシャーブルバードや当時のビバリーウィルシャーホテルで何回かこのプレートを着けたキャデラックを見掛けた事がある。名画、”地上より永遠に”では鬼軍曹を演じてフランク・シナトラを殴り殺してしまう役、だったのだが彼がこの映画の出演で最期まで存命していた俳優さんだ、、。1917年生まれだから95歳、それもつい最近まで生涯現役として活躍していた。写真の”マーティ”で受賞した年は”エデンの東”のジェームス・ディーン、”黄金の腕を持つ男”のフランク・シナトラなどを押さえての堂々たる受賞だった。
 
イメージ 2此方2010年の映画”レッド”のプレミアとか、、5人目の奥さんと寄り添う元気な”Borg9”。
 
今日のオーストラリアでは何故かトップの扱いで報道されている。
 
1954年の映画”ヴェラクルズ”はゲイリー・クーパーバート・ランカスター主演の秀作西部劇だが彼とチャールス・ブロンソンがエキストラで出演していたとか、撮影の合間に何と二人して映画の扮装のまま馬に乗ってメキシコ国境の町まで煙草を買いに行ってしまい其処で国境警備隊に不審者と間違われ一泊泊められてしまったのは有名な逸話と言うか、、武勇伝らしい。そりゃ若い時のこの二人はどう見ても”俳優さん”と言うより出来の悪い悪党風情だったろうな、、。
 
95歳までボケる事もなく元気でそこそこに俳優業も続け結婚は5回、離婚は4回、、そして最期は子供やその家族に看取られる、、て”地上より永遠に”か、、こんな素晴らしい幕引きはないだろう。どうやったらそんな人生が送れるのか”Borg9”さん教えてください、、、結婚は一回だけでよいですから、。