こりゃもう表題だけでどちらに軍配が挙がるか、、歴然としているような、。映画は”ニュー・イヤーズ・イブ”(11年)に対して”ラブ・アクチュアリー”(03年)。宗教的には関係ない日本人でもこりゃ”クリスマス”に軍配を挙げざるおえない。まさにアメリカ対イギリスって感じかも知れない、、、同じような状況でそりゃ互いに喋る言葉は違うが韓国VS日本って事にはならないものなんだろうか??
”ラブ・アクチュアリー”は一連のリチャード・カーティス版としては最高の映画だ、もう毎年クリスマスには見なきゃ過ごせない程に”シーズン”にマッチした秀作だ。群衆モノで微妙に登場人物がお互いに絡みあいストーリーの展開によりその関係が明らかになって行く、、そしてほんのりほんわか気持良く過ごせるこの季節必見の映画だ。
そして今日見た”ニュー・イヤーズ・イブ”、、これはニューヨークの大晦日、年代は11年から12年の新年にかけてのお話なのだが、、。夫々が仕事、夫婦関係、通りがかり、、人生の終焉を迎える、、とあってタイムズ・スクエアーで新年を迎える人々に焦点があたっている。
配役は”ラブアク”に劣らずなんだが、、な~。こんな映画はやはりアメリカよりイギリスに軍配を挙げるっきゃないだろう、、。何が劣るって訳でもないし脚本がなってないって訳でもない、、、むしろそれなりに病院で大晦日を過ごせるかどうか、、と言う状況のロバート・デ・ニーロや彼の娘役のヒラリー・スワンクは素晴らしいしその他配役もアメリカ映画らしく”オールスターキャスト”で見ているほうは結構楽しめる映画なんだが、。
昼に”アイアン・レディ”を見たせいかどちらかと言うと息抜き映画が良かろうと思ったが”ラブアク”は超えられなかった、、おしまい。