”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”シェフと素顔と、おいしい時間”(02年)

あと二日で又、金曜日、それに月末なので集計その他で更に忙しい、、っで今朝は久し振りに芝刈りでもやるべか~、、と準備をした途端に”ザアー”と管理人にとっては恵のにわか雨、、♪♪あめ~あめ~、降れ降れもぅーと降れ!!♪、、と言う気分。でも折角やる気になっていたのにこれでは気分が悪い、、少し待って再開するかと待機していたのだが又、ザアー、、これじゃもう芝が濡れてしまい刈っても後始末が大変だし、地面にタイヤの跡がつく、でもうやーめた。来週月曜にはプロの芝刈り屋さんが来てくれるのでそれまでの4日間は何とか住人を宥めすかして誤魔化そう、、。
 
そして一路映画へ、、最近フランス映画に凝っていて今日もフランス映画、英語のタイトルは”Jet Lag"、邦題は何とこれが”シェフと素顔と、おいしい時間”(02年)、、、フランス語の原題もそのまま”Décalage horaire”(時差ボケ)なんだが邦題となるとこれだよ、、これじゃもうネタばれじゃないかぁ??
 
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ジュリエット・ビノッシュとジャン・レノが主演、夏休み中でごった返すパリのドゴール空港が舞台、ジャン・レノはドイツへ、ジュリエットはアカプルコへ行く予定なんだが管制塔のストライキや天候不順やコンピューターの不具合から予定のフライトが大幅に遅れる、、そんな二人が偶然に出会い一夜のうちにお互いを大切に思ってしまうと言う他愛ないと言えば他愛ない映画なんだが如何にもおフランス映画らしい描写や習慣、セリフがふんだんに出て来る。
 
ジュリエットは”ブルー、ホワイト、レッド”3作での演技も印象深いがやはり96年の”イングッシュ・ペイシェント”っかな、、ジャン・レノは勿論、94年の”レオン”が代表作か、、。お二人とも活躍の場をフランスに置いているが随分ハリウッド作品にも抜擢されている。
 
ジャン・レノは”クリムゾン・リバー”と言うシリーズ2作でピエールと言う刑事を演じているのだがこれがハマり役、アメリカ映画でヘンな悪役をやるよりやはり正統フランス語で勝負する方が似合っているんだけどな、、。
 
この映画ではジャンが有名なセレブシェフ、で恋人の祖母の葬式に出席するのでドイツへ向かうところ、ジュリエットは逆に恋人から逃れて遠くメキシコへ向かうところで二人が空港内で遭遇する。それもジュリエットが携帯をトイレに落としてしまいやむ無く通りがかりのジャンに携帯を借りたところから騒動が、、。そして一晩が明け、、結局ジャンは長い事、音信不通だったオヤジさんが経営するレストランへ戻る決心を、、アカプルコへ着いたばかりのジュリエットは折り返し次の飛行機でパリへ帰って来る事に、、そんな結末でまあハッピー・エンド。日本じゃこれは劇場公開はなかっただろう、、と思わせる出来だがまあそれなりに時間潰しにはもって来い。雨天につき作業中止、で見るにはこりゃ最適だ。