”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”閉ざされた森”(03年)

この映画、原題は単に”Basic"(基本とか根本)なのだが邦題となると”閉ざされた森”、、こりゃかなりイマジネーションを膨らまさないと思いつかないな、。原題自体どうにも”訳が判らない”のでこれに邦題を付けるとなるとそりゃご苦労さまだ、しかしこれじゃデイズニー映画っぽい??”アナと閉ざされた森”、、とか。
 
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主演はジョン・トラボルタ、”将軍の娘”(99年)でも同じような軍属の捜査官を演じたのだが今回は軍の麻薬捜査官だ。監督がジョン・マクティアナンで”ダイ・ハード”を始め一連のアクション映画を撮り続けている人でかなり期待した。
 
パナマの米軍基地で、軍事演習中に嵐の森に入った兵士7名が行方不明となった。やがてそのうち3名が発見されるが、そのとき彼らは突如味方同士で銃撃戦を開始し、1名が死亡する。女軍人のジュリー・オズボーン大尉は、元レンジャー隊員のトム・ハーディの力を借り生き残った2名を尋問し、未だ帰らぬ4名のことを聞き出そうとするのだが・・・。 以上ウィキ
 
要するに”戦火の勇気”(96年)と同じ構図、兵士の証言が微妙に食い違っていてじゃ一体真犯人はダレ??と良く証言の内容や記述を追ってないとナニが何だか判らなくなる。
 
見ている側にはこのサミュエル・ジャクソン演じるところの鬼軍曹を仲間が気に入らず誰かが遂に我慢出来ずに発砲したようにお話が進んで行くのだが、、その先には一転二転とどんでん返しが、、4回もひっくり返ると元に戻っちまうが、。
 
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これは若きジョン・トラボルタ、、”サタデイ・ナイト・フィーバー”(77年)23歳当時の頃はこんなチンピラ風だった、。
 
イメージ 3それが40代になるとこんな雰囲気、、まあこれくらいは許せるイメージかな、、この頃からオーストラリアのカンタス航空の広告宣伝塔として観光大使に任命され世界各国を回っていた。
 
時は流れて2010年、もう50代後半になるのだがそれまでは悪役、善良を交互に演じていたのが肉体もその風貌も更にパワー・アップして演じたのがこれ、、;
 
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”パリより愛を込めて”(10年)ではこんな海坊主風な風貌で体格も一挙に膨れ上がった、、。この映画ではチャーリー・ワックスと言う凄腕CIA局員を演じてパリの街中で派手なアクションを展開、007を唖然とさせるような大活躍振りだった。
 
今回見た、”閉ざされた森”はもっとずっと若いのだが洞察力のある正義感が強い捜査官を見事に演じていた。
 
映画は終盤、、おお~、、と言う展開になりこれで一件落着か、、と思いきやもう一転する。そして最後の最後のシーンまで行って、、、オイ、待てよ、この映画は見たぞ、、自分の中でもどんでん返しって事でした。2時間かけて同じ映画を見るか、、イヤ、良く見ている。
 
 
 
 
 
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