”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”深夜食堂”(15年)

イメージ 1この人、新宿の裏横丁にある”めしや”のマスターである。この一膳飯屋、営業時間が夜の12時から朝の7時頃までと一風変わっているのだが、毎晩それなりに忙しい、、常連客にはヤクザのチンピラからストリッパー、、オカマバーの店主やら普通のサラリーマンとか刑事さんにお巡りさんと幅が広い。

基本的には豚汁定食、それに日本酒、ビール、焼酎、、それも”各自3本までと言う限定販売”、等を出してくれるのだがその日の仕込みからお客さんの注文に応じていろいろと作ってくれる。

舞台に設定されているのが新宿の歌舞伎町、その昔、馴染みの”深夜飲み屋”が同じような横丁にあり僅か1-2年の間だったが良く通ったものだ。何となくその頃を思い出しながら何時もDVDを見ている。これまでシリーズ3まであり毎回30分程度の短い番組だがこのマスターがお客さんに出す料理も気になって結果全部見ている。それに常連客とのやり取りやゲストの挿話が実に面白い。

きんぴらごぼうを紹介する第28話ではヤクザのチンピラが大好物で食べていると常連客から”だからアンタ、何時までもチンピラなんだ~”と言われ怒り狂う場面があったりで、、思わず吹き出す始末。原案は漫画だって事はまあ知ってはいたのだが今回テレビドラマと同じキャストで映画化されたらしい。

映画化ともなりゃそりゃ普段の4本分くらいの長さでお話を構成しないといけないがこの歌舞伎町の路地裏をそっくり工場跡に再現しているそうでちょっと期待している。3-4ヶ月経たないと見れないのが残念だが、まあ献立はちょっと古くなってもなくなる訳じゃないし、、まあイイッか。

これと同じような番組で強面の松重豊(この深夜食堂にも出ている)が井之頭五郎、、、を演じる”孤独のグルメ”って番組もずっと欠かさずに見ているのだが此方は実在するお店の紹介、何時か行ってやろうと思うのだがこちらは残念ながら当分ダメだろう、、まあ食いしん坊の爺としては両方とも見過ごせない番組だしここは見よう見真似でやるっきゃない、、、。



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