歴代の善玉、悪玉ベスト・テン
ブロ友のfpdさんが遥々オーストラリアまで送ってくれたDVDに”AFI(アメリカン・フィルム・インスティテュート)の会員が選定した映画史上歴代の”ヒーロー”と”悪役”のトップ100の結果が収録されていた。司会はアーノルド・シュワルツネッガー氏、2005年に制作されたので彼がまだ”現役カリフォルニア州知事”(03~11年)だった時である。従って05年以降、この10年に渡って生み出された善玉・悪玉は選考外である。
そうは言っても結果は古いクラシックシネマから選出された人たちが殆どで一番新しい映画は”インディアナ・ジョーンズ”くらいだ、、、こりゃ選考委員はかなり年配の方ばかりなんだろうか?それとも近年は銀幕でワクワクさせるようなヒーローも館内をシーンとさせるような冷酷一辺倒の極悪人も出て来ていない、、と言うことなんだろうか?

強い女性ヒーローからは15位に”ノーマ・レイ”(サリー・フィールド)、8位には”エイリアン”シリーズのエレン・リプリー(シーガニー・ウィーバー)、そして6位にクラリス・ステアーリング(ジョディー・フォスター)が入っている。
この辺りも納得の入選だがやはりこれとて87年の映画、そして最後に一位に輝いた”善・悪”は、、、。

3位は我らがジェームス・ボンド、そりゃもう半世紀から続いているシリーズだしイギリス人であってもこりゃもう無理やり納得するっきゃないだろう。そして4位がリック、、”カサブランカ”のハンフリー・ボガード、、この映画はアメリカじゃ絶大の人気があるので幾ら古くてもこれは納得の選出か、。
そして悪玉は、、、

このハニバル・レクター博士は越えられないかな、、演じたのはアンソニー・ホプキンズ、、映画は”羊たちの沈黙”。ヒーロー女性のトップに6位のクラリス、そして此方は悪玉で一位と双方でランキング入りを果たした。
このリスティング映像では100位まで選出されているのだがゲイリー・クーパーは”真昼の決闘”のウィル・ケイン役(5位)、など4本、ジェームス・スチュアートはジョージ・ベイリー役”素晴らしき哉、人生!”(9位)と”スミス都へ行く”(11位)でランクイン、それにエロール・フリン(18位)やアラン・ラッド(16位)も堂々選ばれている。
これらトップ・テンの順位は何時か入れ替わるものだろうか??それにはハリウッドよ、アニメやコミックヒーロー、そしてCG撮影満載の映画ばかりじゃなくてもっと良質な原作を発掘し、スクリーンに再現しないとダメだぞ、、、現にもう10年以上が経過しているが彼らを超えるヒーローや悪玉はリスティングされていない、。
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