”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”キングスマン”(14年)

日本で劇場公開されたのが9月11日だとか、、オーストラリアでは今年の2月だったのが大分ずれ込んで6月に公開された。今じゃ既にFOXが有料配信していて5.50ドルで視聴可能だ、劇場ではシニア料金が8ドルなので2.50ドル安く見れるそれに自宅だし、、。

イメージ 1予告篇を見た限り”ジョニー・イングリッシュ”みたいな展開かな、、と思いそのままパスしていたのだがブログに書かれている評価がとても良かった、、特にジーナさんには是非にとお薦めを頂いたので日曜の午後、早速FOXへ、。

驚いた事に映画ファン必読のIMDbサイトでの評価がこの種の映画にしては珍しく7.8ポイントと高い。”ジョニー・イングリッシュ”が6.1、続編が6.3ポイントなのでこの差には戸惑う、、やはり”M15”指定でも判るように残虐で派手な殺しの手段が満載されている方が若い世代には支持されるのだろうか??そう言えばタランティーノ監督やコーエン兄弟監督の血しぶきあがる描写の多い作品も一様に評価が高い、。松田優作が指一本落とす映画、”ブラック・レイン”には6.6ポイントしかつかないと言うのはどうにも解せない。

IMDbのポイントが出たついでだがこの”キングスマン”の後に見た映画、”シャレード”、これはオードリー・ヘップバーンケイリー・グラントの63年に制作された”傑作”だがそのリメイク版、、なんと原題は”The Truth About Charlie"(02年)と言うのだが邦題に同じ”シャレード”を使っている、、この邦題転用だけでも冒涜モンだが日本では劇場公開もなく直DVD、、そのポイントが4.7とこりゃ又、厳しい結果になっている。本家が8.0ポイントなのでその差は歴然としている、。

しかしおふざけ要素満載でその昔、ケイリー・グラントが演じた役柄はピーター・ジョシュアだったのだが02年のリメイクではマーク・ウォールバーグにジョシュア・ピーターズと言う役名を付けている。それにパリの雰囲気をカメラや音楽で表現するのではなくシャルル・アズナブールに歌わせている、、これにはもう参った。ストーリーも全く同じ、もう少し同じリメイクでもプロットを変えろよ、と言いたくなる。オードリーが演じたレジーナはタンディ・ニュートンだがこれについてはもうノーコメントだ。

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とまあシメに見た映画が惨憺たる結果、、実は以前に見ているので今回は自身にイェロー・カードを提示て途中で退場。

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