”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”黄金のアデーレ 名画の帰還”(15年)

イメージ 1主演はヘレン・ミレン、ちょっとまだ”老婆役”は可哀相じゃないのかな~、、、映画は”Woman In Gold"そのままで行けば”金婦人”、これじゃ”ゴールドフィンガー”のスピンオフ映画みたいになってしまう。じゃあ、、”黄金の女”、、これもちょっとなぁ~、、。そして検索してみたら何と邦題は”黄金のアデーレ 名画の帰還”となっている、こりゃ全く思いつかなかった、、。

映画のプロットは、以下はぴあから抜粋;

ナチス・ドイツに没収された世界的に有名なクリムトの絵画をめぐり、オーストリア政府相手に訴訟を起こした女性マリア・アルトマンの実話を描いた感動のドラマ。絵画のモデルが自分の伯母アデルだと知ったマリアが、思い出の絵を奪還すべく、オーストリア政府相手に裁判に挑む姿を描く。主演は『英国万歳!』『クィーン』などのヘレン・ミレン



映画館で何回か予告篇を見ているのだが意外と早くロードショーが終わってしまった。ヘレン・ミレンは先日もレストランのオーナーに扮する”マダム・マロリー、、”も見ているし過去の出演/主演作は”RED2”もその前の”RED"も見たし”ヒッチコック”や”第一容疑者シリーズ”(テレビドラマ)と殆んど見ている、、、特に理由はないのだが気が付くと見ていたって印象か??

無論”クイーン”でオスカー主演女優賞は見事だったが元は舞台女優、その演劇歴はかなり長い、生まれはイギリスだが父親がロシア貴族とあってどことなくそんな雰囲気が、それが”クイーン”で開花したのではないだろうか?

この映画、日本では11月後半に公開とか、、オーストラリアでは既にロードショーは終わり現在は有料配信中、、5.50ドルで鑑賞可能である。居ながらにして途中停止も可能とあっちゃ益々、映画館から足が遠のくかな、、。先日映画館で見た”シキャリオ”の余韻からまだ抜け出せない、、やはり映画館の臨場感には幾ら画面がデカいテレビでもかなわないのだが、、。

イメージ 2思えば”ダーク・ナイト””アバター”、、、”ゼロ・グラビティ”などなど、、映画館で満足して暫くは映画を見るのがイヤになった事がある、、今回もそんなケースだったのかな?


← こちらが日本公開用のポスターらしい。

映画は勝てる見込みのない訴訟問題でこのあたりはやはり実在の”エリン・ブロコビッチ”スタイルなんだがこの邦題はやはりダメだよ、、”名画の帰還”とすれば結末が判ってしまうじゃないか??

その法定での駆け引きが見所でもあり、さて絵画は何処へ行くのやら、、、と言うギリギリの駆け引きなんだが、。最後はホロリとさせられ思わず涙腺が、、やはり実際に起こった出来事は強し、。モデルになったマリアさんは11年に93歳で亡くなられたとか、、。



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