”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

秘密が宿る眼(15年)

原題は”Secret In Their Eyes"、、日本での公開予定は今のところ未定らしいので勝手に直訳してみた。正確には”彼等の眼”と複数なのだがまあ邦題としては単数扱いでも良いだろう、、。

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これがその劇場用ポスターなのだが、、配役は”それでも夜は明ける”のキウェテル・イジョフォージュリア・ロバーツそしてニコール・キッドマン、監督は”キャプテン・フィリップス”のビリー・レイ、、そしてこの予告篇を今日映画館で見て来た”ブリッジ・オブ・スパイ”で初めて見たのです。

ストーリーはジェスとレイ(J.ロバーツとK.イジョフォー)の二人が有能な刑事さん、そしてその上司がクレア(N.キッドマン)で殺人犯人を追って15年、、と言うことらしい。しかも最初に殺されたのがジェスの娘、、とくりゃこりゃもうどんな展開になるのか何を置いても見たくなってしまった。そりゃ本編の”ブリッジ・オブ・スパイ”を見に来ているのだが此方でも良かった???(;´д`)。

恐らく来月中には公開されると思うのでこれはそっちへ置いといて、、スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演コンビのスリリングなスパイ交換劇を、。

事実に基づいた設定で還暦世代は良く知った内容、、60年代初期の街並みや衣装が見事に再現されている。この辺りはもはや”三丁目の夕日”では歯が立たない、、ニューヨークの街並みだけじゃなく通る車、それも大量に、、タクシーからエキストラの服装やメイクまで、更にはベルリンの街角や東と西を隔てる塀まで見事に再現している、、やはりこれがメージャーそれもハリウッドの底力なんだろう。

映画はちょっと予想した展開とは違ってソ連東ドイツ、、、アメリカが三つ巴の虚々実々な駆け引きを展開、その中心にいるのが政府からのお墨付きもなにもない普通の民間人として出馬を要請された弁護士のトム・ハンクスって事になる。手に汗を握る場面もあるがこの三つ巴の交渉がすべて、、流石にこんな映画はトム・ハンクスが巧い、、それとアメリカ側に捉えられるソ連のスパイをイギリスのマーク・ライランスが演じている、、長年舞台に立っている役者さんらしいのだがトム・ハンクスに胸襟を開くスパイ殿を見事に演じていた。

恐らくオスカー・レースには何処かで絡んでくるような、、。”シンドラーのリスト”や”ミュンヘン”とはチョイと違う出来なのだがやはり映画館で大画面に接して見る映画は断然ポイントも高くなるかな??

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