”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”白鯨”(56年)

原作が書かれたのは1851年、アメリカのハーマン・メルヴィルの長編小説で原題は”Moby Dick"、これは”古典文学”だ。最初の映画化は56年、グレゴリー・ペックがエイハブ船長に扮し片足を失ってもなお執念で”白い鯨”を追いかける。恐らく同時期日本でも公開されているし映画館へも行っている、、何せ怖くて指の間から画面を覗いていた記憶が蘇る。

その後アメリカでは4回もリメイクされ今度はその最新版、”In The Heart Of The Sea”(”海洋の心臓部”)と言う原題で公開される事が決まっている。こりゃ担当者、困るだろう??さあどうする?まさかそのまま”ハート・オブ・ザ・シー”何てやるなよ。そんな邦題にしたらボイコットしてやる、、、。

イメージ 1ストーリー自体は変える事がないだろうが今回オーウェンチェイスと言う船長名で主人公になるのが”トンカチ男”のクリス・ハームスワーズそれと先の”007/スペクター”でQ役を演じていた若き、ベン・ウィショー、、流石に主要な女性の配役はなし、、。

実はオーストラリアでは既に公開されているのだが007や”ハンガー・ゲーム”に押されて人気のほどはイマイチのようだ。昔のグレゴリー・ペック版はCGや特撮もない時代、果たしてどうやって撮影したのか、、と思わせる場面ばかりで圧倒されまくっていたものだが60年の歳月を経て一体どんな映像が完成しているのやら、、”パーフェクト・ストーム”と同じで決してハッピー・エンドではない事を知っているファンとしてはどうやって結末を迎えるのかその処方が気になるところである。

イメージ 2血湧き肉躍る、、そんな言い方はもう死語か?でもそれがピッタリな展開には追いかけるページからも伝わって来たものだ。

しかし西洋人諸君、キミ達は捕鯨をあくまでも油を取るだけの事に利用しその資源を他に利用しようとはしなかった。無論食物として口に入れる事もなく大切な資源はそのまま海の藻屑として捨て去っていたのだよ、、それを今になって日本人が捕鯨をするのはケシカラン、、チョイと判断基準が違いやしませんかね??広大なアメリカ大地に存続していたバッファローだってその皮革を利用するだけで根絶させちまった、ありゃちょっと映画から話が逸れました、、。

スター・ウォーズ”が今年最後の映画館だと思っていたがこりゃひょっとすると変更するかな、、ちょっと期待している作品なんです。

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