”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

今宵この曲はどうしろと言うのか?

どうも昨日からこの曲がアタマから離れない、、70年に制作されたイタリア映画”ガラスの部屋”にも使われていたそうだが歌っているのはペッピーノ・ガッリアルディと言う歌手だ。

使われていた映画は”コード・ネームUNCLE"だが60年代にテレビドラマ化され放映されていたナポレオン・ソロイリヤ・クリアキンの活躍を描いたスパイもの、、映画は63年の東西ドイツを隔てる”ポイント・チャーリー”で始まる。この曲が”ガラスの部屋”で使われたのが70年なのでちょっと時代が合わないんじゃないかな?と思ったらどうも67~8年に書かれている曲らしい、、それでもやっぱり映画の舞台が63年なのでこの曲はまだ誕生してなかった??

それにアラン・ドロン主演の”高校教師”、さらにはアル・パチーノ主演の”セント・オブ・ウーマン”にも使われて曲だそうな、、いや~、そこまでは知らなかったやっぱりたかが映画、されど映画、奥が深いよ。そこまで調べると今度は歌の内容だって知りたくなる、、、それが以下、外部のサイトから拝借して来たものだがこの映画”UNCLE"の中では海上をボートで逃げるアクションシーンのまっ最中、普通ならワンコーラスで終わるところだが最後まで歌われていた。コレだけでこの映画に対するワタシの評価は俄然高くなった、、たった一曲の、しかもオリジナルで作られたものではない古くからある曲である。これがメロドラマ風の映画に使われていたのなら、、あっ、そう、で終わっちまうのだが007の向こうを張ったスパイアクション映画の最中に挿入された曲である、、、。

Youtubeにアップされた場面は沢山あるし映画からサウンドトラック版まで数多く閲覧されている。そしてイタリア語版のサイトはビックリ百万回以上も再生されているしもっと凄い事はその評価だ、、4500人が”高評価”低評価が僅か76と表示されている。

更にはこの映画ではこの曲が流れる場面がサイコウ、、と言うファン層からの圧倒的な支持、アクションシーンで意表を突く使われ方、印象的、、とコメント欄にもこの曲の素晴らしさを評価する声が圧倒的だ。って事は何もこのジジイだけが”素晴らしい”と言っている訳ではないようだ、。そんなで今、イタリア語の歌詞を特訓中です、、さてカラオケで歌えるようになるか??


Che vuole questa musica stasera,
今夜この曲はどうしろと言うのか
che mi riporta un poco del passato.
ぼくに過ぎ去ったことをすこし思い出させる
La luna ci teneva compagnia,
月が付いてきていた
io ti sentivo mia, soltanto mia. 
君はぼくのもの、ぼくだけのものと感じていた
Soltanto mia!
ぼくだけのものと

Vorrei tenerti qui vicino a me
ここ、ぼくのそばに君を留めていたい
adesso che fra noi non c'e' piu' nulla.
ぼくたちの間に今はもう何もない
Vorrei sentire ancor le tue parole,
君の言葉をもっと感じたい
quelle parole che non sento più.
もう感じることのできない言葉を

Il mondo intorno a noi non esisteva
ぼくたちの周りに世界は存在しなかった
per la felicità che tu mi davi.
君がぼくにくれた幸せによって
Che me ne faccio ormai
今はどうすればいいのだろう
di tutti i giorni miei
ぼくの長い一日を