”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ワイルド・スピード Sky Mission”(15年)

原題の”Fast & Furious 7”(15年)、最初は”Furious 7”だったらしい、これじゃ”怒りの7人”だが何と邦題は”ワイルド・スピード 7”でそれもシリーズ化されててこれが7本目だった。

最初は”The Fast & Furious"(01年)でポール・ウォーカーが共演、そのポールは13年に僅か40歳の若さで亡くなってしまいこの”7”の未完成部分は兄弟が代役として出演したそうな、、。確か最初の1~2本は見ているのだがそれっきりでシリーズ化がそんなに長く続いているとは知らなかった。何と現在”8”を撮影中で21年には”10”も公開されるとか書かれている。ずっと主役を演じるのはドミニク役のヴィン・ディーゼル、、”プライベート・ライアン”にも出ていたが今じゃすっかりこれが代表作になってしまった。

何せストーリーは世の中の悪人どもを何処までも追い詰めるお話なのだがスピード感溢れるカースタントが売りである。そしてカーマニアからは垂涎の的でもある有名な高級車両が続々と登場する。ジェームズ・ボンド・シリーズにも負けないくらいの高そうなクルマが登場しちゃ次の場面ではぶっ潰されている、、、それがウン億円するフェラーリでも高層ビルからダイビングしたり窓から窓を突き破って徐々に低い高層ビルに移ったり、大型パラシュートを背負って輸送機から飛び降りたりとそりゃもう凄い事になっていた、。

クルマ好きにはたまらない映画なんだろうか??その昔の日本の刑事ドラマでは年式の古いチョイとしょぼいクルマが出る来ると必ず次の場面ではスタントでひっくり返るか、崖の下、、、、ってのが相場だったが流石ハリウッドじゃショーケースから出したばかりのピカピカの新車をこともなげにエイヤッとぶっ壊してくれる。

イメージ 1”怒れる7人”はヴィン・ディーゼルを初めポール・ウォーカーそしてドウェイン・ジョンソンやミッシェル・ロドリゲスもいる。今回の悪いヤツはジェーソン・ストラッサムで何やら政府機関の責任者がカート・ラッセルだった。

確か4作目は東京を舞台にした”ワイルド・スピードx3Tokyo Drift”だった気がするが東京の現実とは余りにも乖離していた記憶がある。しかしこれが”7作目”で既にあと三作、”10”まで企画されていると、やはりファンあっての映画なんだがもうおっさんにはついて行けません、、。何せバンパーを壁に擦っただけでも寝れない夜を送った貧乏世代にはあんな高級車が一瞬にして滅茶滅茶にされることが気の毒で、、と言うか手塩に掛けて作った職人さんたちが、。そんな現実社会と見分けがつかなくなっているのはオレだけか或いはアタマのなかに何かの障害が起きているのだろうか??

しかし今回のハワイ旅行、ハワイとは言っても立派にアメリカだし、、その物流の凄さとガソリン代の安さそれに”紙類”の消費の凄まじさには目を見張った。オーストラリアではもう何処のトイレにも紙の手拭きは存在しない、すべてドライヤーや自分のシャツ、、、でもアチラは凄い、何処でも紙の手拭きが山をなしている。

レストランにしても大きな紙製のクロスをテーブルクロスとして使用している所があったのだが毎回お客さんが帰るとその上にゴミを載せクルクルと巻いてそれごとポイだよ、、それにどんなチンケなテイクアウェイ屋やファーストフードでも立派なナプキンが備え付けだ。走っているクルマもめっちゃデカイし誰が節約なんかするもんかと言う雰囲気だ。その点オージーはケチなのかお店自体がその方針なのか極端にケチっている。日本人が使う割り箸だって”資源の無駄だ”と槍玉に上がったからなぁ~、、、。

ありゃ又、映画からハワイへ戻っているぞ、、ゴホ、。

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