”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”シークレット・アイズ”(15年)

これは以前ブログで拝見していたのだが原題”Secret In Their Eyes"となっていて一瞬何の映画か判らなかった、、調べたらオリジナルのアルゼンチン版はそのままスペイン語を英語に翻訳したのだが”瞳の奥の秘密”(断然この邦題の方が良い)となっていて09年に公開され、オスカーでは外国語映画賞を獲得している秀作じゃないか。もう邦題からしてアルゼンチン版に負けているし、、まあ見ていないのだがリメイクを見ただけで判るもんさ。

イメージ 1配役はなかなかだしストーリーだってミステリー仕立て、こりゃ好きな部類だぜ。

ニコール・キッドマンジュリア・ロバーツそれにキウェテル・イジョフォーで監督はビリー・レイなんであるが、、、。

チョイと触りだけ書くとレイとジェス(イジョフォーとジュリア・ロバーツ)はペアを組む連邦捜査官まあ早い話がFBI、ある事件で現場へ出向くのだがそこにはジェスの娘の無残な死体が、、と言う出だしだ。

クレア(ニコール・キッドマン)は二人をまとめる検事さんで転勤してきたばかりだが気合充分、、だが待てよ、レイが最初に会いに来たのは先の事件からもう13年後の事である。

余計な事かも知れないがお話がこの13年を行ったり来たりするのだ、、その度に老けちゃったジェスを見せられちゃうのでちょっと彼女にはマイナスな映画じゃないか、、クレアも13年前には検事補として担当していたがそんなにメイクが激しく違う事はない、、キウェテル・イジョフォーはチョイと髪に白いモノを混ぜていて余り目立たないが老けたメークで確認しないと”うん、これは何時だ?現在?それとも13年前?”と混乱してしまう、それも頻繁に場面が反転するので落ち着かない。

イメージ 2オリジナル版はこんな感じ、、;

ブエノスアイレスの連邦刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年前に起きたある悲惨な事件を描いた小説を執筆しようとしている。

それは新婚の美しい女性が自宅で暴行殺害された事件で、ベンハミンが同僚のパブロや上司のイレーネとともに、苦労の末に真犯人を逮捕した、という忘れられない記憶だった。

事件は解決したかに見えたのに、その後不可解な経緯をたどっていた。事件の真相を暴いていくと、同時にもう一つの真実が明らかになっていく…   byウィキ

となっていて設定からしてちょっと違う気がするのだが主演のベンハミンがリカルド・ダリン、、以前”華麗なる詐欺師たち”(00年)と言うずば抜けて面白い(ワッハハじゃなくて)映画で主役の詐欺師を演じていた。この映画も後日、ハリウッドでリメイクされたのだが、、やはりイマイチだったかな。タマにオリジナルを越すリメイクがあるのだがこれに関しては軍配はオリジナル同士へ、、。

さあこうなるとオリジナルが見たい。早速アマゾンさんに聞いたら”中古なら1700円くらいで買えますよ”っと言うので今、ボタンを押すかどうするか思案中です。送料が結構かかるんだな~、、家内はもう間に合わないし。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほん映画村」に参加しています:もし気が向いたらクリックお願いします♪。