”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ファイヤーウォール”(06年)

絶対に見ている、、と思いながら見始めたのだが結局何処まで進んでも記憶がない、これって完全にボケているのか本当に見ていないのか??そんな映画だった。主演はハリソン・フォード、そして舞台が何時も雨のシアトル、、4~5日間くらいのお話なんだがどんな場面でも雨、雨、雨だった、、。

イメージ 1この映画のジャック(ハリソン・フォード)は全然強くない。ただ家族を守る為に凶悪な敵を相手に殴って蹴られて殴られての応酬、そして最後はお父ちゃんは強いんだぁ~、と言う一種の犯罪映画になっている。

ジャックは市内そして全米に支店を持つ銀行の重役さん、それも”ファイアーウォール”構築のプロで銀行のセキュリティを作り上げたエンジニアだ。そのジャックの自宅へやっぱり雨の日に、賊が押し込んで来る。ジャックの家族、子供と奥さんとワン子を人質にジャックに協力させ銀行から大金を盗み出すのが目的だ。

制作されたのが丁度10年前なのだがハリソン・フォードはもうちょっと若い、でもアクションには辛いものがあるかな。携帯電話ももう大分普及いるが未だスマホじゃない、銀行はオンラインで通常に出金入金から振込に支払いまで現在とかなり同じレベルだ。その自分で開発した最新のテクノロジーを今度は家族を守る為にハッキングして犯人のヘイマン島にある口座へ送金を強要させられると言うのがストーリーだ。

根っからの悪人でこの計画でジャックの家に押し入る5人の首謀者がポール・ベタニー、この映画の翌年に出た”ダ・ヴィンチ・コード”でも悪いヤツだったっけ。

ジャックが強くないので真実味はあるのだが5人も雁首を晒して計画が誠にずさんだ、最初は銀行の金庫から現金を持ち出すみたいな無謀な計画だったしジャックの家に何日も立て篭り家族と交流までしてしまう、こいつはちょっと映画上の計画としてもナンかなぁ~、、しかもこれじゃ全員の顔がバレバレだし仮に折角の大金を手に入れたとしても使う前に全員が刑務所じゃないかい?まあそんな事で突っ込みどころ満載、、なので日米双方、折角のハリソン・フォード作品にしちゃ評価が俄然低いのだ、。今時はもっと計画性があって、どんでん返しがあって、更には裏切りやら何やらで二転三転しないと見る方は満足出来ません。

やはり昔、見ていたのかも知れない。でも最後まで全く記憶にない。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほん映画村」に参加しています:もし気が向いたらクリックお願いします♪。