”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

洋画は字幕派、吹き替え派??

このYahooさんの”知恵袋”、そこの洋画ファンの集いへ飛ぶと何時も必ずこの問いを目にする。”洋画をご覧になる時は字幕ですかそれとも吹き替えですか?”と言う質問である。日本国内の映画館では古くから縦書き、横書きの違いはあったが字幕があったり前だった。何かで読んだ事があるのだがアメリカのドラマが放映されるようになった頃、こりゃ字が小さくて画面からでは読みにくい、、と言う視聴者に対応する為にテレビでは吹き替えが主流になったと聞く。

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日本より断然多くの観客が英語を理解し片言なりとも喋れる住民が多いヨーロッパ各国ではこれが不思議な事に始めっから輸入されたアメリカ映画は吹き替えになっていた。もうかれこれ半世紀以上が経過しているのだがパリ市内の映画館、大きな画面で上映されていた西部劇の主人公、ジョン・ウェインがフランス語を喋っているを聞いてもの凄い違和感を覚えたものだ。そりゃかなりホンモノの声に似た声優さんを使ってはいるのだが、、ジョン・ウェインが画面で”サバッ?”とか”ウィ、モナミ”何て言ってるのはやっぱりなぁ~、、、。

何を今更こんな事を、、なんだが今朝のMSNにこんな記事を見つけた;

アニメーション映画『君の名は。』。その人気は衰えるどころか今も加速し続けており、もはや社会現象となっている。そしてついに海外でも上映が開始。日本国内同様に高い支持を得ているのだが、一部で批判の嵐が巻き起こっている。というのも、英語吹き替え版の “声” が残念すぎるというのだ。

と言うニュースである。この後の記事には;

声が変わるとキャラクターのイメージも変わってしまうのは、よくあることかもしれない。海外映画の日本語吹き替え版に違和感を覚えるように、スンナリと入れる方が珍しいと言っていいだろう。……だがしかし!
ヒロインの宮水三葉の声となれば話は別。なにせ三葉に感情移入できるかで映画を見る側に大きく影響があるからだ。担当した上白石萌音さんの透き通った声……そして類まれなる表現力があったからこそハマったという人もきっと多いことだろう。

と言うことでこれらは原田たかしさんと言う方が投稿された文面だ。しかし待てよ、これはやはり字幕じゃなくてアニメの吹き替えを別の人が担当しているって事になるよな、、最初っからそのまま字幕を付けて上映すりゃ良いんじゃないだろうか??とおっさん世代はアタマを捻ってしまうのだ。

このオーストラリアでは多民族国家ゆえの現象なのかテレビで放映される世界各国の映画はそのまんま、、っで全部字幕処理がされている。今のテレビなら字が小さすぎて読めないよ、、と言うことはないし英語の字幕で説明された方がより理解度が高まると言うもんさ、、。

ワタシの自説は俳優さんの声だって立派に演技のうちだ、イントネーションから発音、発声方法、、それに微妙な訛りまで、。それを他人に代わって貰うってのは不本意じゃなかろうか??例えばモーガン・フリーマンの声、彼のナレーションに惹かれるファンは多いと思う。あの”ミリオンダラーベイビー”にせよ”ショーシャンクの空に”せよ”ディープ・インパクト”での大統領役、自国民に訴えたあのスピーチ、、アレを誰かが身代わりになって喋っているなんて、、、もうそんな画面は想像もしたくない。


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