”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

"ブルックリン”(15年)

この映画、昨年のオスカーにも作品賞、主演女優、オリジナル脚本賞にノミネートされている秀作クンである。タイトルは知っていたのだが横目で通り過ぎていた、、そしたらブロ友のfpdさんが昨日ご覧になり何と☆☆☆☆の評価、すこぶるお気に入りとか、。

そこで試しにFOXさんにお願いしてみた、、そしたら二つ返事で”はいよっ”とばかりさっき放映してくれたのだ、、こりゃもう以心伝心と言うかグッドタイミングと言うかひょっとしてfpdさんはFOXで今夜放映する事を調べて知っていたのか???

ストーリーはごく簡単、50年代初頭にアイルランドからニューヨークのブルックリンを目指して渡米する若い女性の物語である。この頃は移民の波も一段落し、イタリア移民のドン・コルレオーネ一家がもうNYに住み着いている時期、彼らは戦後すぐだったので此方は4~5年後の事である。

イメージ 1

主演に抜擢されているのがシアーシャ・ローナンで、映画”つぐない”(07年)では13歳のブライオニー役だった(老年期をヴェネッサ・レッドグレイブが演じた)。その後”グランド・ブタペスト・ホテル”(14年)にも出演したが生まれはアメリカでアイルランド女優として大活躍、引っ張りだこの22歳に成長している。

この映画を見ながらワタシがこよなく大好きな一作を思い出した。それは”Nyfes"と(英語のタイトルは”Brides")言う04年に制作されたギリシャ映画で当時、過去最高の制作費を投入し各国の映画賞を総なめにした秀作、、でも何故か日本では一切公開も報道もされなかった、、。舞台背景はもっと古く1922年の頃なんだが遥々ギリシャからメールオーダーブライドとしてニューヨークへ海を渡る女性たちのお話である。まだ見ぬ亭主を目指し、写真一枚を手に握りしめ生まれ故郷を去る決心をする乙女たち、、これはもう涙腺大崩壊の映画でラストシーンはもうスクリーンを正視できなかった記憶がある。

そんな具合でこの”ブルックリン”と微妙に設定が重なるのだ。この映画ではエイリッシュ役のシアーシャ・ローナン、最初は何処にでもいる雰囲気だがアメリカに渡り段々に垢抜けて行くしアイルランドに残してきた実母と幼馴染のボーイフレンドとニューヨークにいる彼氏、トニーとの間で心が揺れに揺れて揺れまくる、、。その揺れる乙女心を見事に表現し素晴らしい脚本が合体してオスカーにノミネートされても誰からも文句の出ない秀作に仕上がっている。

思わず”ラ・ラ・ランド”大丈夫か??と自問してしまったが、、やばっ、これは昨年の事なのでララランドは安泰でした、、、fpdさんご紹介頂きありがとう御座います。テレビ連ドラの”校閲ガール”、それに”逃げ恥”やら”ドクターX"、、、その合間にこんな秀作クンまでご紹介賜りそのギャップはそのままに感謝に堪えませぬ、、。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほん映画村に参加しています:
もし気が向いたら(向かなくても)クリックお願いします♪。