”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”アドマイヤラクティ”の悲劇

昨日はオーストラリア全体が”止まる”と毎年言われるように競売界、春の最大の祭典、メルボルンカップが開催された日である。そしてその出場枠22頭の一番人気が日本から出場した”アドマイヤラクティ”、先週のコーフィールドカップでも勝ち名乗りを挙げ今回も1番枠、一番人気だった。
 
イメージ 1レース直後は絶好な位置に着け、内側の中心で長距離を狙う構え、、それが残り800mくらいでもう殆ど失走状態、、テレビのアナウンサーも一体ナニが起きているのか解説も出来ず、そのうち先頭集団はおろかテレビカメラが追うが後方にもその姿が見えない、、。
 
最終的には先頭から73馬身遅れてどん尻でゴールへ、しかし悲劇はその後に、。レース後の馬房の中で急死してしまったのだ。
 
今朝はもうこのレースの展開はそっちのけでこの急死したアドマイヤラクティを映画のタイトルに合わせ”ラクティ・ホラー・ショー”と各新聞紙上に載っている。果たしてナニが起きたのか、詳細は解剖待ちとの見解だが心臓麻痺かあるいは何か疾患があったのか、、。競馬界のミステリー、、ディック・フランシスならどう解釈するのか??
 
関係者の落胆振りはそりゃ悲壮なものだがメルボルンの競馬史上、レース直後にゴールしたサラブレッドが急死するなどと言う事はそんなにあることじゃなしその真相追求が待たれる。
 
海外遠征と言うことで無理があったのか、、騎乗したジョッキーは残り600mあたりで急に反応がなくなり手綱を緩めたとの事、自然に後方に下がってしまいゴールには辿り着いたものの馬房でそのまま倒れたと会見で述べている。可哀想な事をしてしまった、、、ずっとこのところこっちも不運、試練に見舞われているってのに今度はこんな悲劇が起きてしまった。