この赤いスカイラインは９３年頃だったかに中古で衝動買いしたものだ。走行距離は確か４０００ｋｍ程度じゃなかったか？”ちょっとどんな車があるか見に行こうよ、、”と出掛けて帰りはコイツに乗って帰って来たんだった。
そしてそれから１３年余も乗り継いでしまった。何と言ってもその期間、一度もエンジンが不調になる事はなく家内は遂に一度もボンネットを開ける事さえせずに済んだ。無論ちゃんと定期整備はしていたしタイヤは何度も取り換えている。
オーストラリアには日本のような車検制度がなく毎年登録料を払い名義を更新するだけと言う実に簡素化された制度があり車庫証明さえありゃしない。まあ売却時にはちゃんと法令で定める整備点検保証書が必要になるのだが、。
このスカイライン、実はオーストラリア仕様で排気量は３０００ｃｃありかなりスピードも出るし安定感は抜群だった。確かメルボルンだかで現地組み立て車として販売されこの時期、同じ形式のクルマが大量に出回っていた気がする。
エンジンはずっと快調だったがヘンな箇所が良く壊れた、、例えば高速道路を走行中に運転席側のワイパーが飛んで行ったり、ブレーキランプが切れたり、バッテリーあがりでとん挫した事も複数回あったっけ、。お陰で多少の部品交換はe-bayで購入し取り換えたりはお手のものだった。一度は前部のバンパー、下部に付いているスポイラーが破損してしまい町中の解体部品屋を回りピッタリ合致する部品を買って来た事もあるし助手席側のサイドミラーだってそっくり交換したっけ、。
そんなで最後は愛犬、四郎の専用車として大活躍、１０万キロを軽く突破していたような、、そして最後は１０００ドルを払って下取り業者へ、。自身じゃ一度も事故る事もなく無事に我が家の僕として活躍してくれた。手放した時は愛着が湧いてなかなか次の新車に馴染めなかった。恐らくこのスカイラインがこの愛車遍歴でも一番長く乗った車になるんだろう。
