”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

爆笑カムリ伝

昨日の愛車スカイラインに続いて大笑いカムリ伝を一つ、、

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これはトヨタのカムリと言うセダンでスカイラインなきあとに二台連続して乗っていた。最初はこれと同型の白を4年、次にこんな感じの淡いメタリックブルーだった。確か90年代も後半から2000年代初頭にかけてだったと思うがオーストラリアじゃ爆発的な人気を博し右も左もこんなカムリ車だらけだったような、、。

ある日、近所のオージーラグビークラブの食堂でランチを食べた帰り、道端に駐車してあったコヤツに乗って帰ろうとした、、ところが何故かドアのカギ穴に鍵が入らないのだ。まだこの頃はリモコン式じゃなくて鍵を入れて捻る方式だった。

すると同じレストランから出て来たんだろうオージーのおっさんが我々より一台後ろに止めてあった車に乗り込みエンジンを掛けようとしているんだろうが向こうも鍵穴に鍵が入らない様子、ありゃこれって二台並んで故障かよ、と怪訝な顔をしていると。

そのおっさんがつかつかと我々の立っている運転席側のドアへ歩み寄って来る、なんじゃいこのオヤジ、と思う間もなく手にしたカギを穴ポコへ、、すると何と不思議な事にドアがスッ~、、と開くじゃないですか。これには腰を抜かすほどにビックリした。

するとそのおっさん、我々を見てゲラゲラと大爆笑、、そうなんです。色も形もそっくり同じトヨタのカムリだった。我々のクルマは後方に停めてあった方でそのおっさんの方が一瞬早くこの勘違いに気付いたんです。確かに向こうは後から来て、縦列駐車してある先頭に停めた事を覚えていたからで我々が先頭だと思っていたもう一つ先に同じカムリを留めていたんだった、。

早速後方のクルマへ行き鍵を差し込むと、、ありゃ不思議、一発でエンジンも始動、そこで再び二人で大笑い、一件落着となりました。

まあそれ程にこの時期、同じ色で同じ車種ってのが多かったと言う好例だが同時に運転手が出て来て乗り込むってのは確率から行くとかなりレアな出来事じゃなかろうか?

そんな事もあってこのカムリ様にはその後数か月でお引き取り願った、、別に同じ車が多いのが気に障った訳じゃないのだがどうも愛着も湧かなかった、。