”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

貧しい食生活

今回のチョンガー生活はもう二週間を越したのだがどうも料理に集中出来ない。これまではYahooさんや他のサイトを閲覧していると”これだっ”と思うものが目に留まり”今夜はこれが食いたいかな?”となるのだがちゃんと材料を準備して調理したのは鶏の素揚げ、牛肉と玉ねぎ炒めとか数回あるのみ、、その他はステーキ肉を焼くだけとかベイクド・ビーンズの缶詰、冷凍餃子、納豆、炒飯に焼きそばなど材料を刻んで入れるだけの手軽なものに終始している。昨晩はもう全くやる気にもならず珍しく夜飯をケンタで済ませてしまった。
 
かと言って外出してどこかのレストランへ、、これは完全に想定外。何せ外食産業の貧しいブリスベンじゃマジでロクなもんがない。一人でフラッと入れるカウンター形式のお店は回転すしっきゃないし、ラーメン屋に至ってはクルマで15分も走らんとたどり着けない、、それにイマイチお味が、、。ファーストフード以外ではピザ、インドカレー、タイ料理、ヴェトナム、、中華(どれもほぼ同じメニュー)、そりゃオージーを意識して営業しているので流石に中華料理屋じゃインドカレーは出て来ないが焼きそば、春巻きは何処にでもある。こんな感じなので一人で外食は全く味気ない。
 
ちょいと肌寒い今の季節、朝は温かいオートミールにミルク、バナナとコーヒーが定番、昼は前の晩の残りかサンドウィッチなのだが夜は嫌でも巡って来る。それに黙っていても腹は減るし、、結局夜にちゃんと調理しないから翌日の昼はファーストフードに頼るケースが増えるしやらないと我が食生活は悪循環って事になる。
 
これが日本なら、、ちょいと町内を一周してくれば揚げたてのコロッケは売っているしスーパーのお惣菜コーナーには寿司もある。コンビニにだっておでんはあるし最近は何処でも美味い淹れたてコーヒーもあるそうな、、それに電話一本で天丼からソバ、うどん、ラーメンまで、、こりゃ堪らない。そんな日本の状況を思い出したら余計に自炊するのがイヤになって来た。加齢と共に洋食中心とかハンバーグじゃダメな爺になって来たって事だろう。この食生活に置けるポイントは”終の住み家”計画にとってかなり高い、、。

イメージ 1ありゃ~、、揚げたてのコロッケが45円だよ、、二個買って90円じゃないか?それにご飯と味噌汁があればもう文句ない。此方じゃ材料を買うだけでこの倍はするぞ、、。
 
無論、オージーだって加齢と共に食生活に変化をきたすだろうし好みも変わるんじゃないかとペッパートリーの爺さん婆さんに聞いてみた。皆さん”不味いものはイヤよ”と仰るがじゃ普段ナニを食っておられるのか、、、基本は肉を焼いて塩コショウとのお答え、、それじゃ味も何もないじゃないかぁ??それにお好みの種類が極端に少ない。我々の場合、昨日は中華だったから今日は天ぷらが良いかな、、とか毎日違う種類の料理が食べたくなるものだがオージー達は肉の種類は違っても別に拘りはないそうな、。幾ら日本食ブームだ寿司だ、、とは言っても一般の家庭にはまだ浸透していないのが実情。彼らにとっては外出して食べるものだと言う感覚らしい。

イメージ 2この握り寿司にしろ先に聞いた爺さん婆さんには全く無理だそうな、、。”美味しそうだ”と言う言葉も見つからないとか、、単に”コレって生の魚よね?”っで終わり、、やっぱり食生活は乏しいって事になる。

そう言えば中華料理屋で良く目にするのだがご夫婦なりカップルが同じ焼きそばを注文して夫々が器用に箸を使って食べている、、日本人の感覚だと何で2-3種類違う料理を取って互いに分ければ良いものを、、、と思うのだが。これは本当に不思議な光景だ、まあナイフとフォークで自分の前にある皿から食べる習慣なので彼らにとってはごく自然の行為だと推察されるがそれにしても、、我々の食べ方を見て”おっ、そうだ分ければもっと違うものが食べれる”とは思わないのだろうか??
 
でもこのままずっと先の”近未来”此方の老人ホームはいかんな~、、、日本で冷めた料理を夕方の5時頃に食べさせられるのもイヤだが、、。



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