”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

新・ブルーノート

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ずっとサラリーマン時代に使っていたのは毎年会社から支給されていた”黒革の手帖”、これには業務上必要な情報がぎっしり詰まっていて手放せなかった。

それにブログ風に覚書として書き加えていたのだが19冊になった時点でオーストラリアへ転職してそれっきり、支給されなくなった。でも今度は同じ様式、サイズの”黒ビニの手帖”を毎年クレジットカード会社から貰っていた。それも20数冊になった時にあっちの経費削減、とかで一方的に支給が終了してしまいそれからは毎年自腹を切って同じような手帳を買っていたものだが昨今やれ”暗証番号だ、登録名は?””ネットアクセス時のweb名と、暗証番号は?”等と言われそれを買い替える度に書き写すのが面倒で今回やっと理想的な手帖じゃない”ブルーノート”を見つけそれに移行した。

こんなペラペラなセルロイド表紙のヤツでB5判、ルーズリーフが上下に付いたごく普通のノートだ。便利なのは横線入りの白紙ページ(別売り)が100ページありそれを穴ポコの向きを間違えずにプリンターにかければ月別、年間カレンダーから予定表(そんなにある訳はない)までを縦横どちらの向きでも自在にプリントアウトしどんどん追加出来るのだ。この三日間を費やして過去3年分の”黒革の手帖”から大切な項目を一旦PCでエクセルに落としページ毎に印刷、それがやっと完成したのです。

 兎に角、最近はインターネットアクセスには欠かせない個人名と使っているメルアド、(それもスマホに替えただけなのにメルアドが複数増えた、googlewindowsoutlook、に yahoo、それに以前から持っているオーストラリアのメルアド)それプラスやれ”好きな花は?”とか”初めて飼ったペットの名前は?”とか”秘密の質問”攻め、確実に面倒な世の中になっている。

それに暗証番号だってその登録する先方の都合によってだか”6~12文字限定です”とか”アルファベットの大小文字を混ぜて”に”数字や記号”なども使うようにと求められる。そんな事を全部覚えて置けと言う方がおかしいよ。それにパスワードを忘れた場合には此方へ、、何てのがあってもその返事が登録時に記載、申請したメルアドとか携帯電話の番号じゃないと受け取れない、、もうジジイじゃなくたってそれら全部を記憶する事などあり得ないのだ。

 先日も”郵貯”とのやり取りで完全にキレた、、たかがと言っちゃ語弊があるが新規に開設した口座へネットアクセスする為に申請書を出した。それも今どき郵送じゃない受け付けないとか、、やむ無く必要事項を全部記入してお決まりの印鑑を、。そして郵送、2週間後かに返事が郵送で送られて来た。何とそれには”書かれた項目に誤りがあるので再度申請し直してください”と書かれている。

 この時点で”半切れ”だったがちゃんと説明された通り二重線を引いて消し、訂正印も押した。そして投函、、すると今度は一週間後に又だよ、、今度は”登録されている住所が違うので訂正してください”との注意書きが、。申請書に記載した住所が”1-5-5”になっているのはご登録された時と違いますと言う事らしい。でも向こうから送られてきている封書は間違いなくそうなっているんだが??

 もうこれで”完切れ”だ、、頭に来て放り出してしまった。正確には”1丁目5番地5号”と書かないといけないんでしょうか??でもそれなら何で最初からそう指摘しないのか??今どき誰も”丁目も番も号”だって書かないでしょ?そんな事を簡略化するのに郵便番号ちゅうのが導入されたんじゃなかったか??たかがメルアドを新規登録して郵便貯金バンクへアクセスする、それも自身の口座になんぼ入っているか確認するだけの作業に都合4週間が経過、途中で放り出したオレも悪いが、こんな”郵貯”が”悠長”な事で良いのか??

 爺さん婆さんが悪いヤツに根こそぎやられないようにとの親切心なんだろうがこりゃやっぱり彼方の方が”親方日の丸”意識が抜けてない証拠じゃなかろうか?”必ず捺印をお願いします”だなんてそんなモンは一番簡単に他人が成りすませる事じゃないのか?そんなだからあんな保険金詐欺まがいになるんだ、俺たちの心配をするよりもっと効率良く簡素化して自分たちが改革せんと、その為のインターネットサービスなんだがもうこりゃ本末転倒だ、全部引き出して北海道銀行へ持って行くぞ、。ああスッキリした。