”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ロビン・フッド”(10年)

ロビン・フッドはこれまで何度となく映画化されている。日本なら大石内蔵助並みの扱いか?先日も放映されていててっきり主演はケヴィン・コスナーロビン・フッドだと思い録画したら違ってた、、ラッセル・クロウが主演、ケイト・ブランシェットが共演してた、。

これは”グラディエーター”の10年後に同じリドリー・スコット監督とのコンビが復活した史劇大作で前作でマキシマスを演じたラッセル・クロウが伝説の剣士を演じた。マリアンを演じたのがケイト・ブランシェットで歴代マリアンを演じた多くの女優さんのなかではオードリー・ヘップバーンの次くらいに良かった、、。

このロビン・フッドと言うのは実際に存在した人物なんだろうか??時代は1300年代のイギリスはシャーウッドの森の住人と言うのが通説だがどうやら色々な作家が仕立て上げた架空の人物と言うのが真相らしい。アウトロー集団の首領って位置づけなので今風に書けばテロ集団の首謀者て事になる?

どうもイメージ的にはケヴィン・コスナーだったので(古くはエロール・フリンか?)ラッセル・クロウはどうしても”グラディエーター”のイメージがそのまま付いて回る。でもこの映画では悪代官をマーク・ストロングが演じていて最後に海岸縁を馬で逃げる彼を狙ってロビンが放つ矢が見事に彼の首元を打ち抜くシーンは見事だった。

しかしウィキを覗くとこれまでに英米で合計12本以上のロビン・フッドが映画化されていた。それにTVシリーズ化やアニメ、、日本のちゃんばらじゃないが彼方でもこの手のお話が好きなんだなぁ~、、これは恐らく版権が存在していないせいで映画化が比較的簡単なんじゃなかろうか?仮に原作を書いた作者がいたとしたら(それだってもう700年も昔の事だ)執筆者は今頃シャーウッドの森全部を買収出来たんじゃないか?

 

 

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"Robin Hood" 2010

時代は12世紀末。十字軍の兵士としてフランスで戦っていたロビンは、イングランドの騎士ロバート・ロクスレーの暗殺現場に遭遇。ロバートの遺言を聞き入れ、彼の父でノッティンガムの領主であるサー・ウォルターに剣を届ける役目を引き受ける。

かくして訪れたノッティンガムの地で、ロバートの身代わりになってくれと頼まれるロビン。彼の素朴な人柄は領民たちの人気を集め、ロバートの未亡人マリアンとも次第に心が通いあっていくのだが、その行く手には、イングランド侵略をもくろむフランス軍との壮絶な戦いが待ち受けていた。byウィキ

こうやって大筋を読むとこりゃそっくり”グラディエーター”と同じじゃないか?比較しちゃいかんがあっちが☆☆☆☆としたらこっちはどう頑張っても☆☆☆くらいだった。